☆☆☆「となりのMr.パーフェクト」
最後まで視聴したのは、チョン・ヘインだったから。まどろっこしいストーリーにはときめきもなく、途中で離脱しそうになった。「スノードロップ」のチョン・ヘインの哀しさが良かっただけに残念な作品。韓ドラも華ドラも幼なじみ同志が結ばれるテーマ、ものすごく多い。ほとんどの幼なじみはお互いが異性に感じられず、男女の関係になりにくい。それに幼なじみに執着するのは、人生観が保守的だ。
順調にキャリアを積んでいたが、大きな人生の危機に直面し、故郷に戻ることを決意したペ・ソンニュ。そこで母親の友人の息子であるチェ・スンヒョと再会する。優れたルックスと能力を持つ若い建築家へと変貌を遂げていたスンヒョは、ソンニュの登場により平穏な生活を乱されるが、お互いの過去をよく知る2人だけに、次第に互いの人生に豊かな笑いと温かいときめきをもたらしていく存在となっていく。
♥出演
★★☆「ミョヌラギ1、2〜婚家ワールドあるある日記」
短時間のドラマなのであっという間に全視聴できます。リアルっぽくて面白い。みんな善人なのに、時代による価値観の変化を受け入れ難い人間模様を見せてくれる。孫が目に入れても痛くないほど可愛いというのは幻想だ。孫を可愛がるのは子供である親世代が喜ぶからに過ぎない。いくつになっても我が子は孫より大事、我が子を大事にしてくれる嫁を求めるのは普遍の願いだ。主演のパク・ハソンの演技力は惜しい。夫役のクォン・ユルは良識ある社会人を演じることが多いように感じるが、またそういうキャラにぴったりだ。
パート1
大手インテリア家具メーカーに勤めるサリン(パク・ハソン)。銀行勤めの夫グヨン(クォン・ユル)との甘い新婚生活はあっという間に過ぎてしまい、初のグヨンの実家(婚家)の行事である「姑のお誕生日」が目前に迫ってきた。姑に可愛がられたいという思いで、頑張って朝早くから誕生日の朝ごはんのお膳を準備してから出勤したサリン。そんなサリンに、会社の先輩ド チーム長は「ミョヌラギ」*について語りだした。
*ミョヌラギ:義父母が嫁を呼ぶ時に使う呼称であると同時に、韓国の嫁が婚家の家族に認められたいと思う気持ちとその時期を指す。
パート2
インテリア家具会社に勤務するミン・サリン(パク・ハソン)は夫のグヨン(クォン・ユル)と結婚1周年を迎える。そしてついに戻ってきた姑、パク・ギドン(ムン・ヒギョン)の誕生日。しかし仕事でプロジェクトを任されていたサリンは忙しい日々を送っていて、誕生日当日の朝の食事は夫のグヨン(クォン・ユル)が用意することに。徐々に周りから子供について聞かれ始め、今は仕事を頑張りたいと思っていた矢先、サリンは体に異変を感じはじめ…。
♥出演
★★☆「婚礼大捷〜愛結ぶ二人〜」
中だるみはあるものの、楽しく視聴しました。ハラハラドキドキはないけれど、お約束通りの展開とクスッとした笑いが良かった。ロウンはラブコメ似合うし、身長差の抱擁も絵になり、きれいなロケ地も韓国愛を感じられた。全体的によくまとまっているものの、強烈なセリフや場面がないため、時間が経つとすぐ忘れてしまいそうな作品。
長身イケメンで頭もいいジョンウ(ロウン)は、王の婿として選ばれるも、婚礼中に王女が亡くなり1日にして若い寡夫に。立場上出仕もできず8年間、鬱憤をためていたジョンウだったが、ある日、未婚の3姉妹を結婚させるよう王命が下りる。“仲人の神”ヨジュ宅として二重生活をするスンドク(チョ・イヒョン)と共に仲人として協力し合ううちに、お互い気になる存在になっていく。それぞれ異なる愛の価値観を持つ仲人2人が、恋に発展していくのかが見どころとなっている。
♥出演
★☆☆「白雪姫には死を〜BLACK OUT」
面白いと思って視聴していたが、次回配信まで待つうちに内容をすっかり忘れた。この作品は一気見が良い。途中でひっかかるのは、事件周辺の署長が捜査に関わるか?捜査を邪魔する課長に不信は?終盤が駆け足なので、いつの間に彼女が刑務所に?と、サスペンスに乗り切れない部分があった。どこまでも自己中で悪びれないご近所さんがすごかった!ピョン・ヨハン演技うまいけれど10 年も刑務所にいた割には、ふっくらかな。
19歳の少女二人が殺された。死体は見つからなかったが、唯一の容疑者は彼女たちの友人である少年。酔っぱらっていた少年は殺した記憶がない。だが、殺していない記憶もない。11年が過ぎ、青年になって出所した彼は、すべてを忘れ静かに生きたかったのだが、白骨死体が発見される…。
♥出演
☆☆☆「偶然かな」
違和感いっぱいで楽しめない。安っぽいストーリー、魅力ないキャラ、間延びした演出。加えてキャスト達のわざとらしさを感じさせる演技。この時代に、ず〜っと気になっていた好きな女性に、10年も逢わないでいるという設定がそもそも無理。グダグダダラダラの場面ばかりで面白くなかった。撮影に仕方によるのだろうが、チェ・ジョンヒョプは日本のドラマの方がイケメンに見えた。
ファイナンシャルプランナーのカン・フヨンは、頭脳明晰かつ端正なルックスで、最善を尽くさなくても簡単に成功を手に入れることができる、仕事に恋愛に順風満帆な人生を送ってきた。だが、アメリカに移住してから10年ぶりに帰ってきた韓国で、高校の同級生イ・ホンジュと再会。昔と変わらず奇抜で面白く、温かいホンジュの姿を目の当たりにしたフヨンは、いつしか忘れていたあの頃の感情が思い出されていく中、度重なる“偶然”も相まって、互いに運命的な存在だと気づいていく。
♥出演
★★★「 誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる」
久々にNetflix面白い!8話なので一気見しました。始めは時系列が分かりにくいのですが、共感を感じさせる主人公達のストーリーが面白い。飽きさせないテンポの良い展開、思いがけないカメラワーク、キャスト達の演技力。満足度が高い作品です。キム・ユンソクの存在感の良さ。「5月の青春」より格段に演技力が高いコ・ミンシ。ノ・ユンソは大人の魅力が出ていた。「追いかけるのが好き」な刑事役のイ・ジョンウンの活躍、もっと早く見たかった。
手2000年の夏、地方でモーテルを経営していたク・サンジュン。2021年の夏、深い山の中でペンションを1人で運営しているチョン・ヨンハ。異なる時代を生きる2人の男性は、同じ季節に同じような出来事に遭遇する。平穏だった日々を揺るがす出来事に直面した2人だったが、選んだ行動はまるで正反対だった。彼らがそれぞれに迎えた結末とは……。
♥出演
☆☆☆「 ジンクスの恋人」
脚本家って大変ですね。色々考えこねくり回してつまらなくなって...批判するのは簡単だけどストーリー創るのは難しい。そんな感想が出るドラマです。ソヒョンは可愛くも老けたおばさんにも見えるので、撮影監督の技量でしょうか。いつも思うのですが、韓ドラの男性って、涙出し過ぎ!簡単にウルウルお目々になるのはお国柄でしょうか。
手に触れた人の未来が見える能力を持つスルビ(ソヒョン)と母親は20年間、大手財閥のクムファグループの繁栄のために秘密の部屋に閉じ込められて生きてきた。ある日、好奇心旺盛なスルビは、たまたまクムファグループ会長の息子の家に遊びに来ていたコン・スグァン(ナ・イヌ)を見かけ自分の王子様だと思い込む。彼の後をつけて部屋を抜け出しスグァンと夢のような一日を過ごしたのだった。しかし、家ではスルビがいなくなったことで大騒ぎに。クムファグループの会長サムジュン(チョン・グァンリョル)はスグァンが連れ出したのだと勘違いし、激怒して警察へ突き出す。それ以降、スグァンには不幸なことが続き、ついに命まで狙われる。偶然助けてくれた命の恩人のおかげで一命をとりとめたのだった。2年後―。名前をコ・ミョンソンに変えて過ごしていたスグァンは市場で“ヘンウン鮮魚店”の店主をしているが、不幸を呼ぶ男として市場の人々から嫌われていた。そこへホテルから抜け出して来たスルビがスグァンの元に現れて…。
♥出演
★★☆「 ブラインド」
期待せずに視聴したら、止まらない!最後まで一気見したものの、長過ぎる。長すぎるとアラが見えてくるのでもっと短い方が良かった。1999年発売の「永遠の仔」から子どもへの虐待のテーマが増えたように思う。このようなドラマがきっかけで、児童問題が見直されたらと思う。チョン・ウンジが役柄に合っていて自然体だったし、線の細さはきになるけどパク・チビン迫力見せていた。
ある日、ムヨン市の土手で無残にも口を切り裂かれた女子大学生の遺体が発見された。ムヨン警察署に勤める強力班刑事のソンジュン(オク・テギョン)は、“ジョーカー事件”と名付けられたこの事件の捜査を進める中で、児童センターで働く社会福祉士のウンギ(チョン・ウンジ)と出会う。ソンジュンは容疑者を検挙するが、その男はかたくなに容疑を否認し、さらに裁判では国民が参加する陪審員制度を適用することを要請する。そして、陪審員としてウンギを含む9人の市民が選定され、その裁判はソンジュンの兄である判事ソンフン(ハ・ソクジン)が担当することとなった。判決は有罪となり一件落着と思われたが、翌日にも口を切り裂かれた遺体が発見される。その遺体はなんと、先日の陪審員のひとりだった。ソンジュンはソンフンとウンギとともに、真犯人を捜すため秘密の捜査に乗り出す
♥出演
★★☆「遊んでくれる彼女」
題名が別だったら、もっと人気ドラマになったはず。笑えて楽しいのでリフレッシュにピッタリな作品です。「楽園の夜」でオム・テグの声に痺れたので、こんなコメディーセンスあるなんて新たな才能を魅せてくれました。いつかオム・テグの声で激しい濡れ場を演じて欲しい。眼が離せないのは高身長イケメンのキム・ヒョンジン。相手役には不満があるけれど、おいしいキャラです。
ヤクザのボスだったソ・ジファンは、10年ほど前に裏社会から足を洗い、現在は食肉加工品会社「乾いたシカ」の社長として清く正しく生きていた。
ある日、ジファンが人探しのためにナイトクラブを訪れると、暴行騒ぎが勃発。被害者を助けようとするも、ただならぬ雰囲気を纏った強面のジファンは、警察服姿の女性に加害者と勘違いされてしまう。ジファンを犯人扱いした女性の名前はコ・ウナ。子ども向けの動画配信者“ミニお姉さん”として活動しており、警官の服は撮影用の衣装だったのだ。最悪の出会いを果たしたジファンとウナ。お互いに不信感を抱き、この先関わることはないと思っていた矢先、2人はキッズフードフェスティバルで再会することに。新商品PRのためイベントに出展していた「乾いたシカ」の社員がトラブルを起こしたと聞き、駆け付けたジファン。騒動が収まり、会場を後にしようとしたときに、視界にある光景が飛び込んでくる。そこには子どもたちと戯れる“ミニお姉さん”の姿が――。彼女の弾けるような笑顔を見たジファンは、瞬く間に恋に落ちてしまうのだった。
♥出演
★☆☆「レッド・スワン」
ピの一人舞台のようなカッコ良さ!「愛することも離れることもできない」とタイトルにあるので、ラブが盛りだくさんかと思ったら案外中途半端。アクションは素晴らしかったけど何度も大怪我になっても、再生力のあるボディーガードたち、ドラマだ!夫役のチョン・ギョウンが陰がありセクシーで、夫の愛に気がつかないほど鈍い女って...と同情したほど良かった。
貧しい家庭に生まれた主人公のオ・ワンス(キム・ハヌル)は、自身の恵まれない生い立ちから這い上がるように世界的なゴルファーとして活躍し、後に夫となる大手企業「ファイングループ」の後継者であるキム・ヨングク(チョン・ギョウン)をはじめ、多くの人々に注目されるように。母の借金を返済するため大富豪のヨングクと結婚したワンスだったが、すぐにヨングクの浮気癖に気が付き不幸の道へ…。その後10年以上も夫との関係を続けていたある日、転機が訪れる。現在はゴルフ親善大使を務めるワンスは、マニラに到着した直後、銃撃戦に巻き込まれてしまう。間一髪で会社のボディーガード、ソ・ドユン(チョン・ジフン)の活躍により銃撃から逃れることができた彼女は、この事件をきっかけに今までの人生を見つめ直しながら、ドユンへの想いを募らせていく。しかし、ドユンがボディーガードとしてファイングループで働く理由には秘密があった。彼がファイングループで働く本当の動機とは。
♥出演
★★☆「Miss ナイト&Miss ディ」
頭を空っぽにして視聴すると楽しいドラマです。あれっ?と思ったら、次から次に疑問が〜。名演技者のイ・ジョンウンのコメディは珍しく新鮮だった。演出はもっとテンポを速くした方が間延びせずに楽しめる。アイドル役のペク・ソフがお宝!チョン・ウンジは自然体で、やる気のなさそうな声が良かった。
公務員試験に挑戦し続ける20代の就活生イ・ミジン。ある日、目が覚めると30歳も年を取ってしまっていた。だが、日が暮れると元の姿に戻ることを知った彼女は、多くのバイトや資格試験に明け暮れたこれまでの就活期間で培ったスペックでシニアインターンとして就職に成功。昼間は伝説のインターン、夜は青春を謳歌する二重生活を始めるが……。
♣出演者
★★☆「 ヒエラキー」
まとめて一気見した方が面白い。とても高校生には見えないけれど、フレッシュなキャストが良かった。父親役はいつものお馴染みのベテランキャストで、さすが迫力充分。ストーリーも次回に繋げる構成なので、最後まで視聴できた。「相手に依存せず、自分で幸せを感じ取れるようになったら出会おう」というジェイのセリフが最高!
ヒエラルキー上位0.01%の学生が集まる、韓国最高レベルの教育サービスを誇るチュシン高校。大企業の令嬢や御曹司が集まる同校では、学園の女王として君臨するジェユルグループ令嬢と、チュシングループの後継者で学園のキングとしてトップに座る御曹司の2大勢力が学園を支配していた。だが、謎の転校生の登場によって、彼らだけの世界に亀裂が生じ始める。
♣出演者
★★☆「 青春ウォルダム〜呪われた王宮〜」
パク・ヒョンシク目当てで視聴。BSNHK の字幕がひどすぎ(AI 翻訳?)U-NEXT の見放題は字幕が良いので安心して視聴できた。字幕は本当に大事!ストーリーにハラハラドキドキ感がないけれど、それなりに最後まで楽しめた。ワンシーンがゆっくり過ぎると演技力が見えてしまうので、もっとスピード感ある演出にするべきだ。友人役のハン・ソンオン役はもっとイケメンにして欲しかった。ミン・ジェイ役のチョン・ソニは、女性の服装が似合わず可愛くないのも惜しい。
世子(セジャ)イ・ファンは、人知れず「呪いの書」に苦しめられていた。3年前に世子になった直後、こつ然と現れた呪いの書には、ファンがその座につくために兄を暗殺したと記され、さまざまな災いに見舞われたあげく廃位され死を迎える、と予言されていた。1年前、呪いの言葉の1つが現実となる事件が起きた。それ以来、疑心暗鬼に陥っているファンの前に、呪いは人間の陰謀だと断言する女性が現われる。友人ハン・ソンオンの許婚(いいなずけ)で、亡き恩師の娘ミン・ジェイ[チェイ]だ。だが、チェイは婚姻目前に家族全員を殺害した汚名を着せられ追われる身だった。無実を訴え、家族の死の真相を調べたいと助けを求めるチェイ。最初は懐疑的だったファンだが、チェイの類まれな推理力を認め、内官のふりをさせ、そばに置いてかくまうことにする。ファンの呪いの謎を解くことができるのはチェイ、チェイの汚名をすすぐ機会を与えられるのはファン。ファンとチェイは2人だけの秘密を守りながら、互いを逆境から救い、隠された真実にたどりつくこと になる。
♣出演者
★☆☆「 5月の青春」
忘れてはいけない出来事を純愛を通して伝えている。戦争も哀しい恋を絡めると強烈な印象に残るので、良い着眼点のドラマです。ただ2人の恋の切なさがあまり伝わらず残念。お嬢様役のクム・セロクの方がストーリーに合っていた。イ・ドヒョンは「良くも、悪くも、だって母親」の演技がうまくなったと感じた。不運は重なるとさらに不運を呼び込むという展開が、ドラマを創りあげている。
2021年のある日、光州の外郭道路工事現場で身元不明の遺骨が発掘される。そしてそれから41年前の1980年春のソウル。大学街に渦巻く民主化の熱気とは関係なく、カネの準備で忙しい医大生のヒテは「家に帰りたい」という誰かの一言を聞き、故郷の光州に向かう。そこでヒテは、スリョンの代打としてフラれるためにお見合いにやってきたミョンヒと出会い…
♣出演者
★★☆「 クラッシュ〜交通犯罪捜査チーム〜」
視聴しながら東野圭吾の「交通警察の夜」を思い出した。全体的に暗い画像なので地味に感じるが、ユーモアもあって面白い。カーアクションも見応え合ったけど、いかにも撮影という画面なので、一般の車も走行している中でのカーアクションが欲しかった。
世間とマスコミから注目される殺人事件よりもさらに多くの被害者を出している交通犯罪を取り締まる部署として存在する通称TCIと呼ばれる、交通犯罪捜査チームは、その地味な存在感から他のチームからは無視され、まったく相手にされていなかった。しかし、そんなチームのもとに、超エリートで非の打ちどころのないルックスを持ちながら、社会性ゼロで運転もできない変わり者の捜査官チャ・ヨンホ(イ・ミンギ)が加わったことで、彼らの運命は変わり始める…。
♣出演者
☆☆☆「アゲイン・マイ・ライフ」
「財閥家の末息子」の後に視聴したせいか、このドラマは残念。生き直したなら、もっと手っ取り早く悪者を懲らしめてもよさそうなのに、同じような場面の繰り返しで飽きる。ヒロイン1人だけがカッコイイのもシラケる。悪役が多いイ・ギョンヨンも見続けると、演技が単調に見えてくる。3人の女性達のキャストが似て見えてしまう。イ・ジュンギ、アクションがんばりました。
法と正義があれば全ての悪を裁けると信じている熱血検事のヒウ(イ・ジュンギ)は、巨悪である政界の大物チョ・テソプ(イ・ギョンヨン)を捕まえる寸前で、無念にも殺されてしまう。すると、死の淵で出会った冥土の使いから「テソプに罪を償わせること」を条件に2度目の人生を与えられる。リベンジを誓い15年前の高校生から人生をやり直すことになったヒウは、1度目の人生の経験を基に綿密な計画を立て、完璧な復讐の為に奔走する。そこで過去に出会わなかった仲間たちと協力をしながらテソプに立ち向かうが…。
♣出演者
☆☆☆「 サムシクおじさん」
期待外れだった!だまし合いのストーリーなので演技者にとってはやりがいがあり、面白いだろうが、時系列のややこしさや、同じ場面の繰り返しなどで飽きてくる。キャスト達の演技力の高さ、英語力の素晴らしさは伝わったが、心に刺さらない内容なのが残念。もっと登場人物を絞り、時系列をスッキリさせれば多少は....。せっかくのソン・ガンホがもったいない。
キム・サンは、奨学生としてアメリカ研修で経済学を学び、韓国を産業国家にする夢を持っていました。しかし、自分の力だけでは難しいと壁を感じていたところ、同じ夢を抱いているという“サムシクおじさん”と出会います。“サムシクおじさん”とは、家族を飢えさせないために、戦争中も毎日3食(サムシク)を与えたことに由来する愛称で、戦後の苦境にあえぐ韓国を、誰もが1日3食を食べられる豊かな国に変えることを目標に、2人は不穏なパートナーシップを組むことになります。果たして2人の熱い思いは実を結ぶのか
♣出演者
★★☆「 ワン・ザ・ウーマン」
笑えて楽しいからそれだけでOK! キャスト達の大げさな演技が気にならないほど、乗りに乗っている。上手な脇役キャストたちが、どのドラマでも同じような役柄が多いのが気になる。それこそ芸がなさ過ぎる。演出家の問題か?
ソウル中央地検の検事チョ・ヨンジュ(イ・ハニ)は出世欲が強い一方で、暴力団から裏金を巻き上げるなど幅を利かせていた。ある日、極秘捜査でオークション会場に潜入したヨンジュは自分とそっくりなカン・ミナ(イ・ハニ)を見て自分の目を疑う。そんな時、犯人が会場に現れ、ヨンジュは後を追うが車にひかれてしまう。病室で目を覚ましたヨンジュは記憶喪失になったうえにハンジュグループの嫁であるミナに間違われていた。そんな中、ハンジュグループの後継者だったハン・スンウク(イ・サンユン)がアメリカから帰国し、初恋の相手ミナに再会する。スンウクはミナが別人であることに気づくが、ハンジュグループに隠された闇を暴くため手を組むことにする。
♥出演
★☆☆「 花が咲けば、月を想い」
24話は長すぎるけど気楽に楽しめ、禁酒の目的が分かって面白い。それにしてもワンシーンの長さテンポの悪さや、アクションシーンの間伸び感など、演出の雑さが気になる。
ユ・スンホはさすがに手慣れた演技だが、ヘリの目は魅力だが演技は惜しい。
密造酒を造って売っているロソ(イ・ヘリ’s Day>)。ロソの家を借りることになったヨン(ユ・スンホ)はロソのすべてに不満を感じている。同じくロソもヨンのことが気に入らない。なぜならヨンは密造酒を取り締まる監察官だからだ。ロソはいつヨンに密造酒のことを知られてしまうか不安に思っていて…。
♥出演
★★★「 財閥家の末息子」
結末を予測させない脚本で面白かった。最後まで楽しみに視聴できたのは、タイムスリップを複雑にせずにシンプルにまとめたのが良かった!。脇役も韓ドラでお馴染みの演技上手なキャストばかりで見応え合った。イ・ソンミンの存在感たっぷりの演技の前では、イケメンのソン・ジョンギの演技が薄っぺらにみえてしまう。彼の顔画像も加工し過ぎ。恋人役のシン・ヒョンビンが可愛くも美しくも見えないのは、映像のせいか?もし過去に戻っても、記憶力も頭脳も不足していたら疲れた人生をまた送ることに!
韓国を代表する財閥スニャングループに忠誠を尽くしながら、あっけなく切り捨てられて銃弾に倒れたユン・ヒョンウ。彼が目を覚ますとそこは、ソウルオリンピックを翌年に控え、民主化へと突き進む激動の1987年だった。
スニャングループ創業者チン・ヤンチョル会⾧の孫チン・ドジュンの体に乗り移り、二度目の人生を歩むことに。自分の殺害を指示した人物の一族として生きることになったヒョンウが一発逆転を狙う、新たな人生ゲームの行方は…。
♥出演
★★☆「 捜査班長1958」
戦後の空気感を楽しめるのは年配者だけ?設定時代が新鮮で良かったし、ユーモアがあり楽しめた。正義感いっぱいな主人公が悲惨な目に遭うのではと思っていたが、どこまでも希望をもった明るい作品でした。イ・ジェフンの花婿姿は、思わず花嫁の父かと錯覚したほどおじさんでガックリ。アクションシーンは工夫があって良かった。キャストは総じてうまい!
時は 1958 年、野蛮な時代の韓国ソウル。地方から赴任してきた牛泥棒専門の田舎者刑事パク・ヨンハンが、狂犬とあだ名される後輩のサンスン、怪力を誇る青年ギョンファン、エリート新人のホジョンの三人とチームを結成し、醜悪な犯罪に立ち向かう。汚職にまみれた刑事たちの中で、信念を貫くヨンハン。彼の型破りな捜査と熱い信念で、チームは堕落した権力に立ち向かい、人々のための刑事に生まれ変わるべく成長していく。
♣出演者
★☆☆「支配種」
全体の緊張感がたまらないけど、あれで終わり!?という最終回に気落ちした。キャストは上手いし、ストーリーはありそうな未来だし、画像も色を抑えてしゃれているけど肩すかし。次回をお楽しみにとはならないようだ。
★☆☆「ヒーローではないけれど」
OSTが最高に良かった!よく練られたストーリーだし、キャストも上手いのに面白感が不足していた。チャン・ギヨンはもの哀しさがとても似合う俳優さんだけに、我が子の誕生に喜ぶ顔が新鮮だった。過去に戻ることのお得感が分からなかったせいか?繰り返される映像に飽きたせいか?サウナ店の主人役のキム・クムスンがうまい!超能力一家の夫婦キャストに違和感があり、別な組み合わせの方が良かった。
家族それぞれが超能力を持つポク一家。だが、過去に戻る力を持っていた長男のギジュ(チャン・ギヨン)はある事故をきっかけにうつ病になり、能力も喪失して酒浸りに。予知夢を見ることができた母のマヌム(コ・ドゥシム)はその能力で株投資や宝くじを買い、財産を築いてきたが、不眠症になり、能力を発揮できず。長女でギジュの姉ドンヒ(スヒョン)は飛行能力を持っていたが、過食症で肥満になり飛べない。スマホ依存症のせいでド近眼のギジュの娘イナ(パク・ソイー)は、能力が遺伝するはずだが中学生になってもその力が現れない。そんなある日、一家で出かけた海で溺れたギジュを1人の女性が救う。後日、エステサロンで働くその女性、ト・ダヘ(チョン・ウヒ)と再会したマヌムは彼女を気に入り、一家とダヘは奇妙な同居生活を始めることになる。
★★★「 ソンジェ背負って走れ」
キム・ヘソンもピョン・ウソクも苦手だが、ドラマは面白かった!タイムスリップ系は視聴者を置き去りにしてしまう作品が多いけど、たった1人を救うために何度も挑戦するというけなげさが成功して楽しい作品。バンドの他のメンバーがイケメンなので、もっと出番が欲しかった。ピョン・ウソクは「力の強い女カム・ナムスン」が1番印象的だったが、この作品で好印象。
過去に不慮の事故に遭い、人生の希望を失ったイム・ソル。偶然つながったラジオでバンド「ECLIPSE」のボーカル、リュ・ソンジェの言葉に救われ、ソルは彼の熱狂的なファンになる。2022年最後の日、コンサートで輝くソンジェを見るも、数時間後突然の彼の訃報に世間は騒然。悲しむソルは、運命に導かれるようにソンジェが生きている2008年にタイムスリップしていて…。
★☆☆「 本当に良い時代」
10年前の作品を視聴すると、今もドラマ出演の多い俳優さんやあまりお目にかからない俳優さんにとハッキリするが、何が決め手なんでしょう?ストーリーは昔流行したワイワイガヤガヤ系のドラマで懐かしい。ウザくてイヤになる場面も多いけど、それなりに楽しめた。パパ役のテギョンとても魅力的、短気なキャラも似合っていた。アカデミー賞受賞のユン・ヨジョンはさすがにうまい!誰にも共感できないのが残念。
韓国・慶尚道慶州の静かな町。IQ150の天才的な頭脳に端正な容姿のカン・ドンソク(イ・ソジン)は貧しい家庭に育ち、母は同じ高校に通うチャ・ヘウォン(キム・ヒソン)の屋敷で家政婦として働いている。母とヘウォン一家への複雑な思いから、へウォンとはとりかえしのつかない溝を生んでしまう。時が過ぎ、検事になったドンソクは、転勤の辞令が出たことで15年間離れていた故郷へ戻ることに。歓迎プラカードが掲げられた故郷に帰ってきた日、留置場から出所してきたばかりにも関わらず騒ぎを起こしている弟カン・ドンヒ(テギョン)に再会する。そして、想いを残してきたヘウォンにも再会するが、裕福だった彼女の生活は一変しているのだった・・・・・・。
★☆☆「The8Show~極限のマネーショー」
視聴した夜、悪夢で根が覚めた!グロいけど、ストーリー的には弱い。8名の背景や切実さがもっとあれば、少しは印象に残るかも。「イカゲーム」の鮮烈さには叶わないのが、俳優陣の演技の上手さは見事。特にチョン・ウヒは、同時視聴の「ヒーローではないけれど」があるため、迫力ある演技が良かった。
賞金につられ、ゲーム番組の企画に参加した8人の男女。8階に分けられた謎めいた建物に閉じ込められ、そこで長く過ごすことができるほどに大金を得ることができるという。運命を共にすることになった8名は、時に協力、時に対立、そして反目や裏切りを繰り返しながら挑んでいく。
★★☆「 君の夜になってあげる」
気楽に楽しめたものの、偽医師のユンジュはもっと恋に貪欲になった方がリアル感が出たし、バンドのメンバーもいい人過ぎてもっと毒が欲しい。ストーリーにドキドキがないので、簡単に忘れそう〜。イ・ジュニョン歌が良かったし、イケメンで可愛い。「予期せぬ相続者」の複雑な役も魅力がある。
世界で活躍する5人組アイドルバンドのLUNA。リーダーでありボーカル兼プロデューサーのユン・テイン(イ・ジュニョン)は近ごろ夢遊病に悩まされていた。一方詐欺に遭い、借金取りに追われるはめになったイン・ユンジュ(チョン・インソン)。ユンジュは、双子の姉で医師でもあるカン・ソンジュ(チョン・インソン)として身分を偽り、LUNAの家で住み込みの医師として口外禁止の治療をしていくことに。
★★★「 涙の女王」
涙は出なかったけど、笑いのツボにドハマりして大笑い。韓国ドラマ総決算のように財閥、格差、子どもの頃の出会い、運命、復讐、死に向き合う病気など盛りだくさん。それらを突っ込んだストーリーに目新しさはないけれど、俳優陣の手堅い演技と展開の良い演出、美しい映像が最後まで面白かった。韓国の婚礼衣装を着た主演2人を見せてくれたら、サービス満点だった。それにしても韓国の俳優さん達、独身が多すぎる。結婚して子どももいるのに人気者という俳優さん達が増えると、少子化に歯止めもかかると思う、今日は子どもの日。
財閥クィーンズグループの3代目で、クィーンズデパートの社長ホン・ヘイン(キム・ジウォン)と結婚した、ソウル大学法学部出身の頭脳明晰な弁護士ペク・ヒョヌ(キム・スヒョン)。財閥令嬢と平凡な社員のカップルは“世紀の結婚”と呼ばれ、財閥家の婿になりグループの法務理事の座に就いたヒョヌは、周りからは勝ち組と見られていたが、結婚して3年、執事のように扱き使われ、冷淡で自己中なヘインとの生活にうんざりしていた。ある夜、意を決して離婚を切り出そうとしたヒョヌは、先にヘインから余命3か月と告白されてしまう……。
★☆☆「ワンダフルワールド」
哀しみを乗り越えた先の美しい世界がテーマなので、これでもかと悲劇が起き続け、キャストは涙顔の連続。悲しかったり驚いたりすると、案外涙が出なかったりするけれど、チャ・ウヌの涙が多いシーンもありきたりな演出?間が長すぎる場面が多かった。美しいチャ・ウヌだが筋肉ムキムキの暗いキャラも、ちょっともったいないけれど似合っていた。
何度も夫の不倫写真が出てくるけれど、明るい灯りの下、カーテンも閉めず、わざわざ窓際で??とあまりにわざとらしい。主演夫婦役の二重まぶたがどうも気になる。
心理学の教授であり有名作家でもあるという成功したキャリアをもち、愛する家族と幸せな日々を過ごしていたウン・スヒョン。だが、ある日突然、愛する息子が殺されたことで人生が一変してしまう。絶望と憎悪に満ちたスヒョンは、法をかいくぐり野放しにされた犯人を自らの手で葬り、復しゅうを果たす。罪を償い出所したスヒョンは、思いがけず、同じく心に傷を負った孤独な青年ソンニュルと出会う。同じ痛みを分かち合う2人は次第に心を通わせていくが、互いの秘密を知った時、その運命が狂い始める
★★★「予期せぬ相続者」
間があくと忘れてしまうので一気に視聴がオススメ!出だしから引き込まれるストーリーの面白さと、スピードある展開が魅力。先の見えないストーリー運びが良かった。イ・ジェウクの印象強い眼差し、イ・ジュニョンの変化してゆく有様の演技。ホン・スジュの演技は伸びしろに期待したいところ。ラブは期待ほどではないけれど、キスシーンはイ・ジェウクが上手!イ・ジュニョンは「モラルセンス〜君はご主人様」が好き。
い頭脳と冷徹な理性を持つ高校生ハン・テオは、長年彼と母のことを虐待してきた継父を刑務所に入れると、母の故郷で新生活をスタートさせる。しかし、転校先ではカンオグループ会長の婚外子カン・イナが周囲を威圧していた。転校早々アカデミックな才能を発揮するテオは真っ先にイナに目を付けられるが、その圧力に屈することはなく、イナはいつしか友好的に。そして、優秀だが犯罪者の息子でコネもカネもないテオと、コネもカネもあるが理不尽な扱いを受け続けてきたイナは、共にカンオグループの頂点の座を獲得するべく同盟を組むことにする。卒業後、韓国大学に進学した2人。毒親や貧困に喘ぐ苦学生ナ・ヘウォンと出会い、彼女もテオの計画に加わることになる。
★☆☆「 ウエディング・インポッシブル」
今の時代に合ったセリフが新鮮で良かったけど、ストーリーに切実さがなく、家族関係もイマイチ?残念ながら主演2人の演技力は物足りなかった。「シュルプ」でファンになったムン・サンミンは、魅力の低音ボイスの持ち主だが、演技にはもっと顔の筋肉を使うべきだ。主人公の友人役のソン・サンウンが今まで見たドラマの中で1番綺麗だった。ジエの彼氏役のミン・ジヌンが良かった。
主人公のナ・アジョンは、演技力はあるのに一向に売れる気配のない下っ端俳優。ある日、15年来の親友であるイ・ドハンが5年ぶりに韓国に帰国することに。空港まで彼を迎えに行ったアジョンは、ドハンとの再会を大いに喜んだ。しかしアジョン以上にドハンの帰りを喜んだのは、弟のイ・ジハン。彼は、兄を祖父の後継ぎにしようと目論んでいるのだ。というのも、彼らの家族は大手LJグループを経営する財閥一家。会長を務める祖父も、ドハンを有力な会社の社長令嬢と政略結婚させ、グループの後継者に指名しようと考えていた。しかし、当のドハンは結婚も大手財閥トップの地位も望んでいなかった。そこで、ドハンは親友のアジョンにある契約を持ち掛ける。それは、彼女の演技力を活かしてドハンの妻を演じること…すなわち偽装結婚だった。ドラマや映画で端役ばかり演じてきた彼女に訪れた初めての主役のチャンス。悩んだ末、アジョンはその申し出を引き受けることにするのだった。
どうしてもドハンを後継者にしたいジハンは、もちろん結婚に猛反対。アジョンを自分に惚れさせて兄との結婚をやめさせようと策をめぐらせて…。
★☆☆「 ラブソリューション」
あまり中身のない内容のドラマなので、スラスラ視聴できるけれどすぐ忘れてしまう1つかな。もっとラブコミカルにした方が良いし、あらゆる出来事がうまく行き過ぎてつまらない。憎まれ役の夫キャラのオ・ミンソク推しです。カン・ギオンせっかくの主演だけれど、なんか惜しい。イ・ジアの服装は場面に合わないのが多いので、スタイリストをしっかり選ぶべき。
韓国最高の法律事務所の嫁キム・サラは、夫に裏切られ1日にして全てを失う。悪い配偶者たちに復讐するべく、サラは離婚解決士へと変身。弁護士トン・ギジュンと共に、依頼人たちにオーダーメイドの解決策を提供していく。
★★★「財閥×刑事」
2日間で一気見しました!丁寧に描かれているせいか、突っ込み処が少なく、展開も速く、キャラがハッキリしていて面白かった。主人公のキャラは役得いっぱい!子ども時代が不遇だった主人公は、それだけで女性から好評〜。セリフもユーモアたっぷりで、アン・ボヒョンは会話の間がうまいのでコメディセンスあり。パク・ジヒョンも清潔感があってキャラに合っていた。このようなドラマに出演したいと望む俳優さんは多いと思う。同時期に「軍検事ドーベルマン」を視聴したが、制作費の差を感じた。
遊ぶことが大好きで世間知らずな財閥33世チン・イス。天下りの刑事でもある彼は、財閥家の莫大な財力と人脈、頭の回転の早さや、遊びから身につけたアクティビティスキルを発揮した非常識な方法で捜査を進めていく。彼の所属するチームの女性長であるイ・ガンヒョンは、犯人逮捕に命をかける熱血ベテラン刑事で、型破りなイスの存在に頭を抱えていた。そんな異色の2人が思いがけずコンビを組むことになり…。
★★☆「軍検事ドーベルマン」
スラスラ視聴できて、それなりに面白いです。主演のアン・ボヒョンの制服がとても似合っていて素敵〜脚本の問題だけれど、主演がカッコ良く見えるには、苦労の部分も描かれないと薄っぺらになるので、もうちょっと深みが欲しかった。チョ・ボアが主演を引き立たせていたので、もっと活躍の場面があっても良かったかな。脇役のキャストが上手いです。
ド・ベマン(アン・ボヒョン)はカネに忠誠を誓う腐った軍検事。民間の法律事務所のパートナー弁護士としてスカウトされるために、5年間の軍生活を終える日を待ち望んでいる。そんな中、除隊を一カ月前に控えたベマンの前に「法に勝る階級はない」と軍法を第一に考える新任・軍検事のチャ・ウイン(チョ・ボア)が現れる。上意下達の軍の世界で、階級関係なしに突き進むウインに対し、自分が除隊するまで事を起こすなとベマンは忠告する。そんな時、IMディフェンス会長ノ・テナム(キム・ウソク)とアイドル歌手アレンがハン・セナに性的暴行をし、セナはウインに助けを求める。赤髪姿で現れたウインは彼らを一掃、更にはアレンを拉致する。一方、同じくテナムの事件を追っていたベマンは、登録されている情報とは全く違うウインの正体に疑問を抱くようになるが…。
☆☆☆「 ドクタースランプ」
Netflix、最近ホンワカで似たようなストーリーのドラマが多すぎる。ほのぼのストーリーで刺激がない分、すぐ忘れてしまう内容で、このストーリーで16話も作成するのが無理がアる。もっとサスペンス要素を濃くするとか、思いっきりコメディーにするとか、身体が熱くなるような恋物語にするとかにして欲しい。30代の主演2人が高校生役をしてしまうのだから俳優さんはすごい!ヒョンシクの子犬のような可愛らしい演技も面白かった。
実力と人柄を兼ね備えた売れっ子の美容外科医だったが、医療事故によって崖っぷちに追い詰められたヨ・ジョンウ。麻酔科医として仕事に全力を注ぎながら生きてきたが、バーンアウト症候群に陥ってしまったナム・ハヌル。高校時代、全国1位の座を巡りライバル同士だった2人が、隣人として思いがけない再会を果たし、やがて互いの存在に癒やしを感じるようになる。
☆☆☆「 御史とジョイ〜朝鮮捜査ショー〜」
テギョン目当てで最後まで視聴しましたが、ストーリーがつまらなくて残念。キャラ設定がうまく描かれていないため、ドラマの中でキャラが生きているように見えず、演技っぽくしか見えないのは、演出か脚本の問題か?韓ドラにしては珍しく美人が出演していませんね。キム・ヘユンを主演とするには、なんか地味。「スノードロップ」のキャラが本当に良かった。サスペンスにはモノ足らず、恋愛にはワクワク感がなく。中途半端な感じです。
ラ・イオンは出世に関心がないが美味しいものには目がない美食家。ひょんなことから、暗行御史になれという命を受け、従者とともに仕方なく任務のために出かけることに。しかしそこで、不可解な事件に遭遇し調査をする過程で、幸せのために突き進み、離婚しようと決意したキム・ジョイと出会う。事件解明をきっかけに二人は行動をともにするようになるが…。
★★☆「 魅惑の人」
題名が素敵で毎週楽しみに視聴しました。チョ・ジョンソクは確かにうまい俳優さんだけど、中年の落ち着いた雰囲気が恋慕う男には見えなかった。碁や将棋は先の手を読むことができる、知的で戦略そして忍耐力なゲームなので、もっとハラハラがあった方が物語に凄みができた。
朝鮮の王イ・ソンの弟であるイ・イン(チナン大君)は、臣下として仕えてきたが、清での人質から戻ると政権争いによって心身ともに病んだ兄に冷遇され居場所をなくしていた。一方、領議政の娘カン・ヒスは、得意の囲碁を使い、男装をして「賭け囲碁師」として暗躍し、得た資金によって人助けをしていた。ひょんなことで出会った2人は、身分と年齢を超越した友人として関係を築くが、王権と政治的権力をめぐる争いに巻き込まれていく。
★☆☆「 殺人者のパラドックス」
面白いのはイ・タンがコンビニでアルバイトしている辺りまで。イ・タンのパラドックスがずっと続く訳でもないのに、登場人物が多くなりストーリーは減速してしまった。正義の殺人に他者が加わるのは、ナム・ジュヒョクノ「ヴィジランテ」に似ている。演技上手なキャストばかりですが、何度も殴られているのになかなか死なない元刑事の悪役も迫力があり良かった。
主人公のさえない大学生イ・タン(チェ・ウシク)は、ある日男性に暴力を振るわれ、反撃したところ殺してしまう。このことをきっかけに殺人を繰り返すようになるイ・タンは、殺害した人物たちが凶悪な犯罪者だったことを知り、自身が悪人を判別する能力があると気づく。そんななか、勘のいい刑事のチャン・ナンガム(ソン・ソック)から疑いの目を向けられる。偶然なのか必然なのか、イ・タンによる殺人はすべて証拠が消えてしまう。タイトルの〝パラドックス(逆説)〟が意味する通り、殺害現場に凶器を忘れても、指紋をべったりと残しても、食べかけの果物を落としても、罪の重さに押しつぶされそうになり自首しようとしても捕まらないというチートっぷりだ。一見無害そうなイ・タンの奇妙な能力は、彼自身、そしてチャン・ナンガムや警察の人々の人生を狂わせていく。中盤以降は、彼に接触を図るノ・ビン(キム・ヨハン)とのタッグ、狂気的な元刑事ソン・チョン(イ・ヒジュン)との闘いと、最終話まで息つく暇なくかけ抜けていく。
★★☆「 殺し屋たちの店」
ストーリーがユニークで、アクションも上手で面白いけど….登場人物が殺し屋だけなのは物足りない。トンネル内でのアクションシーンなども、彼らだけの世界で、底浅くそこだけで終わっている。現実世界を取り込めば、もっとスリリングなドラマになったはず。続編があるようなら、巻き込む世界を広げてハラハラドキドキを楽しませて欲しい。イ・ドンウクはキャラに合っているし、キム・ヘジュンは女子大生に見えるのですごい。
女子大生のチョン・ジアンは子どもの頃に両親を亡くし、叔父のチョン・ジンマンの手で育てられる。叔父は殺しや屋たちに武器を売るショッピングモールを経営していた。ある日叔父が亡くなったことにより、ジアンはショッピングモールを受け継ぐことになったが、自宅や倉庫が次々に発砲され命の危険に陥る。叔父の死の謎と、自分を守る人達のために武器を取って戦い始める。
★☆☆「砂の上にも花は咲く」
韓国文化のシルムを紹介してくれるドラマ。ほのぼの初恋とサスペンスがミックスですが、ストーリーにのめり込めず睡魔に襲われた。幼少期の淡い恋心を大人になっても持ち続けるって、一途なロマンか?怠惰な保守系か?夢物語か…演技達者な脇役がストーリーに肉付けし、最後まで引っ張ってくれました。
韓国相撲シムルの選手であるキム・ベクドゥは、シルム界の伝説キム・テベクを父に持ち、かつては神童と呼ばれるほど無敵の強さを誇っていた。運、実力、体格のすべてに恵まれ、シルム界のスターとなるべく人物だったが、大成できず、コサンにある解体寸前のチームで引退の危機を迎えていた。そんなとき、幼なじみのオ・ユギョンと再会。消えかけていたシルムへの情熱が再燃する。
★☆☆「 ヴィジランテ」
ストーリーが単純すぎて、面白みに欠ける。放送記者や財閥三世や、マッチョ刑事などの活躍もスカッとしない。悪を懲らしめる難しさをもっと強調しないと、ヒーローが盛り上がらないし、カッコ良さも感じられない。ナム・ジュヒョクなら揺れる心のひだを演じられ、キャラに幅が出たはずなのに惜しい。
警察学校に通う、成績優秀で模範的な学生のキム・ジヨン。幼い頃、罪のない母親を目の前で見知らぬ粗暴者に殴り殺されたにも関わらず、その犯人が軽い罪に済んだことで、週末になると、何度も犯罪を繰り返す人間や、犯した罪に比べて軽い罰で済んだ犯罪者たちに私的制裁を与えるようになる。その行動は次第に、ダークヒーロー“ヴィジランテ”とメディアや警察の注目を浴びていく。
★☆☆「 ホン・チョンギ」
気楽に視聴できたので一気見したものの、すぐ忘れてしまう作品の1つです。
楽しさも切なさも感じられない恋物語なのは、ストーリーがお手軽すぎ、同じような場面の繰り返しが多い。それと主演の3人はビジュアル的には好きだけど、この演技で賞を得たなんて、他の俳優さん達が気の毒だ。もっと細やかな表情で心の動きを表現すべきなのに、どこを切り取っても単純すぎる。高いビジュアルに恵まれたことを活かして欲しい。王役のチョ・ソンハが安定した演技。朱香大君役のクアク・シャンが存在感あった。
朝鮮時代に実在した天才女性画工ホン・チョンギをモチーフにしたロマンス時代劇。 雨乞いの儀式で身体に魔王を封じられ、視力と家族を失い、暗闇の世界を生きることとなったハ・ラムと、魔王の呪いで生まれた時から目が見えなかったが、雨乞いの儀式の日に視力が回復したホン・チョンギの2人の恋物語。
★★☆「 社長をスマホから救い出せ」
題名がチープなので期待せず視聴したら意外に面白く、Netflixで視聴できたらもっと人気が出る気がする。現代のテーマを盛り込み、伏線の散らべ方や収まり方もストレスを感じない。主演のチェ・ジョンヒョプが善良な好青年役にピッタリ。惜しいのは相手役と適役の女優さの残念な演技。相手役はもっと恋したくなるように演じるべきだし、適役には迫力が全くないため、主演が引き立たない。チェ・ジョンヒョプを日本のテレビで視聴したら、スタイリストさんがセンス良いせいか、とっても素敵。韓国ドラマでも日本のスタイリストさん活躍して欲しい。
将来に不安を抱える俳優志望のパク・インソンはひょんなことから韓国大手のIT社長キム・ソンジュを名乗るスマホを拾い人生が180度転換! 意識だけがスマホに閉じ込められたと主張するソンジュに命じられ代わりに社長をすることになったインソンは四苦八苦しながらも、ソンジュと一緒にスマホに閉じ込められることになった事件の謎を追いかける。さらにインソンはソンジュの秘書をしていたチョン・セヨンの人柄に惹かれて調査の協力をしてもらおうとするが…!?
☆☆☆「マイデーモン」
どこを切り取っても高ビジュアルな2人なのに、厚みのないストーリーのチープさに眠気が…。2人はどの画像も美しいだけで、細やかな表情が乏しい。ソン・ガンの口を横に動かすだけの笑顔は、演技力不足を見せるだけだし、キム・ユジョンもベテランなのだから、自分をさらけ出すくらいの迫力ある演技が見たい。主演2人の周囲のキャラをコミカルに描いているはずなのに、ちっとも笑えないのは何故?日本のスタイリストに衣装をまかせてみたい。
財閥令嬢ドヒと出会ったことでなぜか能力を失ってしまったグウォンは、彼女の手を握ると能力が戻ることに気付く。しかし、極度の人間不信で悪魔顔負けの非情人間のドヒは、グウォンの弱みを握るや自分のボディガードにならないかと取引を持ちかける。力を取り戻す為に彼女と過ごすうちに、思いがけず心を動かされていく……。
☆☆☆「完璧な結婚のお手本」
「丁度良い長さの復讐劇なので、一気視しました。サラ〜っと視聴できるお手軽さが良いです。物事があっという間にうまく運ぶため、難事を乗り越えていく主人公の賢さや忍耐力が、見当たりません。そこを描くと主人公がカッコイイ良く見えるのに惜しい。
ソンフンが演じるのは、若くして韓国国内外で注目を浴びているインテリアプラットフォーム会社の代表で、韓国屈指の大企業であるテジャグループ創業者の孫、ソ・ドグク。通りすがりの人も思わず振り向く華やかな外見と長身を持つ魅力的なキャラクターです。そして、彼が結婚を求める相手となるのが、チョン・ユミン扮するヒロインのハン・イジュです。ハンウル金融グループに養子として迎え入れられた彼女は、夫と家族に裏切られた過去を変えて彼らへの復讐を決意します。夫の不倫相手でもある妹を見返すために、妹が狙っていたソ・ドグクに契約結婚を持ちかけるハン・イジュ。しかし、本当の結婚を求めるドグクはイジュを本気で愛そうとします。その様子にイジュは戸惑いながらも心動かされていき…。
★☆☆「サムダルリへようこそ」
ハートフルなドラマですが16話は長すぎる。「私たちのブルース」のようなオムニバスなら16話も繋げるけど、ほとんど2人の恋物語なので、間延びします。演技力の高いキャスト陣ががんばっても、8話で良いところ。シン・ヘソンとチ・チャンウクはうまい演技者なので、もっとストーリー性のある内容のドラマだと見応え合った。チ・チャンウクはディズニー+の「最悪の悪」の方がすごく印象に残る。ヨンピルの父親役のユ・オソンが存在感があり、キム・ミンチョルが爽やかイケメン、イ・ジェウオンは熟れた演技ですごい。
済州島の田舎町“サムダルリ”で育ったチョ・サムダル(シン・ヘソン)とチョ・ヨンピル(チ・チャンウク)は幼なじみ同士。幼い頃から島を出たいと願っていたサムダルは、高校を卒業するとソウルへ。8年間のアシスタント時代を耐えて、チョ・ウネという名でフォトグラファーとして活躍、成功をつかむ。だが、あるスキャンダルに見舞われて全てを失い、共に暮らしていた姉妹たちと故郷の済州島に帰って来る。一方、ヨンピルは済州島の気象庁で予報官として働いていた。気象誤報で海女だった母親を亡くした彼は故郷サムダルリの大切な人々を守るため、気象予報に関して頑固なまでにこだわり、上司も扱いに困る存在に。幼なじみから恋人同士になったサムダルとヨンピルはある事で別れ、長らく疎遠にかなっていたが、ヨンピルは傷ついて故郷に戻ってきたサムダルに寄り添い、再び彼女が立ち上がれるよう力を貸していく……。
★★★「京城クリーチャー」
面白くて一気視したほど。エンターティーメント性あふれる作品で、筋書きも演出も演技もうまく、突っ込み処を感じさせない展開です。韓国はしたたかだ〜植民地だったことをこうも上手に使うなんてお見事!ハン・ソヒはキャラに合っているし、あまりイケメンだと思わないパク・ソジュンだからこそ、虚構が身近に感じられてうまい。日本人役の俳優さん達は日本語上手ですが、韓国語で演じても良かったと思うし、日本人俳優でも面白かったかな。
1945年の春、京城 (キョンソン)。裕福で影響力のある資産家で、京城イチの情報通として注目されているチャン・テサンは、10年前に失踪した母を捜すため京城に来たというユン・チェオクと出会う。謎めいた甕城 (おうじょう) 病院に何かが隠されているという疑惑のもと、乗り込んだ彼らだったが、生き残りをかけ、人間の欲望の上に生まれた怪物に立ち向かうことになる。
★☆☆「 私たちは今日から」
ストーリーの発想が面白い作品なので、一気見しました。ただコメディーなのに笑える要素が少ないのが残念。アメリカの原作が、韓国や日本の視聴者に受け入れやすいように消化されていないのが、共感や笑いが生まれない原因かな。妊婦を感じさせない演出、ゆるやかに流れるシーンも長過ぎと感じる演出も惜しい。
ドラマのアシスタント作家オ・ウリ(イム・スヒャン)は婚前純潔を守っているが、刑事の彼氏イ・ガンジェ(シン・ドンウク)とは恋愛2年目のカップル。ある日婦人科へ定期検診に行ったところ医者のミスにより人工授精を施され妊娠をしてしまう。妊娠した子供の精子はダイアモンドコスメティックの代表ラファエル(ソンフン)のものだった。ラファエルは妻のイ・マリ(ホン・ジユン)とは冷え切った夫婦仲で別居中。マリは自分の立場を守るため子供を出産して欲しいとウリに縋りつくが…。
2023年 面白かった韓国ドラマベスト5
第1位
赤い袖先
第2位
ムービング
第3位
スノードロップ
第4位
その恋断固お断りします
第5位
最悪の悪
★☆☆「アンクル」
オ・ジョンセはうまい俳優さんですが、主役の作品を視聴するチャンスがないため、
期待して視聴しました。あったかな役柄が合っていて、さすがです。ストーリーで気になるのは、貧しいワン・ジュニがどういう過程で、財閥の息子と結婚したのか?このキャラの設定なら結婚に至らないのでは?引っかかる点が少ない方がストーリーに乗れるので、些細なことも大事にして欲しいです。子役も上手だし、全体に優しい物語ですが、終わり方は甘すぎて惜しいです。
ある事情で、2人暮らしを始めた母ワン・ジュニ(チョン・へジン)と息子ミン・ジフ(イ・ギョンフン)。その頃、ジュニの弟ワン・ジュニョク(オ・ジョンセ)は人生の中で人に騙され、ミュージシャンとしての成功を諦めかけていた。そんな時、ジュニョクにジュニから連絡が入る。母子と叔父、3人の生活が始まる。
★★☆「2番目の夫」
見始めたら止まらない王道の復習ドラマ!侮れないB 級作品です。短時間内で次から次へと引っ張る脚本がうまいし、演出の展開も程よい感じなので、150話一気に視聴しました。ただ今まで視聴した韓国ドラマの中で、主演男優たちの演技を含めヘタなキャスト達が多い。オーディションの段階で、選出法を見直した方がと思える。チャ・ソウオンの歌が良かった〜
明るくて正義感のあるソナ(オム・ヒョンギョン)は夫サンヒョク(ハン・ギウン)との間に息子を授かり出産した。両親を事故で失い祖母と貧しい生活をしてきたソナは優しい夫と可愛い息子に囲まれて幸せな生活を送っていた。しかし、サンヒョクはソナが分娩中、会社の上司ジェギョン(オ・スンア)の誘惑に負け不倫をしていたのだった。あるときデパートで女性がスリに合っているところを見かけたソナは財布を奪い返すが犯人を逃してしまう。追いかけようとするソナを止めたのは財布の持ち主でサンヒョクの不倫相手ジェギョンだった。二人は意気投合し友人となる約束をする。一方、ジェギョンの異母兄ジェミン(チャ・ソウォン)は歌手になる夢をあきらめられないでいた。あるトラブルをきっかけにソナと出会うのだが…。
★★☆「今日もあなたに太陽を」
難しいテーマを、視聴しやすいように作成したドラマに敬服しました。親族関係には精神病を持つ人は必ずいる時代ですし、今ではかなりオープンに語られるようになってきています。精神病についても、働く女性についても、時代にあったテーマのドラマで興味深かったし、心のビタミンになりそうなセリフが満載です。印象的だったのが看護士役のイ・サンヒが演じる共働きママ。リアルで共感が湧く演技です。総じて演技力のキャストばかりで、見応えありました。
精神科へ異動となった看護師チョン・ダウンが、様々な心の病を抱える患者たちとの出会いを通して、不器用ながらも全力で仕事に取り組み、成長していく姿をあたたかな展開で描いた本作。主人公・ダウンの恋愛要素も散りばめられているほか、心の病についてや、個性豊かなキャラクターたちの関係性といったものが丁寧に描かれている。閉鎖的なイメージのある精神病棟を舞台とした医療ドラマながらも、優しい人柄を持つ人々たちの人間模様が見所です。
☆☆☆「 昼に昇る月」
キム・ヨンデ目当てで視聴したものの、途中で眠ってしまうドラマでした。ストーリーに盛り上がりがなく、転生するほどのときめきや意外性や悲劇も感じられない。キム・ヨンデのような人気者なら、もっと面白い作品を選べるだろうと思いながら、視聴している内に彼の整形鼻が気になってしまって…残念。雰囲気のある俳優さんなので、作品のチョイスに期待したいです。「流れ星」が圧倒的に良かったキム・ヨンデ、もっと身を焦がすような恋を演じて見せて欲しい。
国民の彼氏と呼ばれるハン・ジュノ(キム・ヨンデ)は、車の墜落事故をきっかけにドハ(キム・ヨンデ)の霊に取り憑かれ、様子が急変。彼の中身が世間知らずのトップスターから品のある神羅の貴族へと変わります。彼を事故から救った奇跡の消防士として名高いカン・ヨンファ(ピョ・イェジン)は、偶然ボディガードまで引き受けることになり、2人の運命が動き出します。長い間過去に縛られ続けてきたドハと、大伽耶の貴族ハンリタから生まれ変わり現在に生きるカン・ヨンファの2人が、喧嘩を繰り返しながら愛を育んでいく.
★★☆「無人島のディーバ」
よく出来た筋書きで、とても哲学的な作品です。生きるために参考になるセリフが満載なのに、説教臭くないところが良かったです。全ての伏線の落としどころが最後繋がるので、スッキリと視聴できました。Netflixでのパク・ウンビンは、純で優しく高潔なキャラが多く似合っています。終わりの章で登場する検事役の俳優さんがうまく、印象に残りました。キム・ヒョジンの脚の美しさが羨ましい。
離島で暮らすソ・モクハは、人気歌手ユン・ランジュの大ファンで、自身も歌姫になることを夢見る16歳の少女。ある日、オーディションを受けるため家を飛び出しソウルに向かった彼女は、不慮の事故により無人島に漂着してしまう。だが、不屈の精神で生き抜き、15年の時を経て奇跡的に救出されたモクハは、慣れない環境に奮闘しながらも、憧れ続けたディーバになるべく夢への道を突き進む。
★★☆「復讐代行人〜模範タクシー」
サクサク視聴しやすい長さが嬉しいし、分かりやすさと痛快さで楽しめました。ありそうな事件ばかりなので、ストーリーを身近に感じられる。それにしても復讐はお金がかかるし、復讐したい側はお金のない人が多いので、ちょっとリアルに書き込んで欲しい。キャスト達も上手なので、次回も楽しみです。
世間の批判を浴びながら性犯罪者の男が出所する。ところが刑務所を出たばかりの男を乗せたタクシーが行方をくらましてしまう。姿を消した男を捜すため捜査を始めた検事のカン・ハナ(イ・ソム)は、タクシー運転手のキム・ドギ(イ・ジェフン)と出会う。そんなドギは被害者に代わって復讐を代行する“模範タクシー”のメンバーとして、人知れず悪人を懲らしめる日々を送っていた。法では裁くことのできない社会にはびこる悪を、かつて被害者だったチームのメンバーが制裁する。
★★★「力の強い女カン・ナムスン」
派手で痛快なエンターティーメント性あふれるドラマ。前作は視聴していないので、新鮮な気持ちで楽しめました。母親役のキム・ジョンウンと祖母役のキム・ヘスクが、キャラを楽しんで演じていたように伝わってきます。おじさん役のキム・ゴドウは情けない役がすごく上手。父親役のイ・スンジュンは「無人島のディーバ」の父親役とは反対のキャラで、見事です。オン・ソンウ、雰囲気が素敵なのでもっと視聴したくなります。イ・ユミは良かった!
代々女性は怪力を受け継ぐ家系に生まれ、力比べでは誰にも負けない実力を持つカン・ナムスン。母も祖母もスーパーパワーを持っている。そんなナムスンは幼い頃父とモンゴルを旅行中にはぐれてしまい、その後モンゴルで義父母に育てられました。一人前になったことを認められ、また愛馬のパッパが亡くなったことをきっかけにナムスンは韓国に行き両親を探すことを決意します。実母のグムジュは娘を探すために力自慢大会を開き、そこで1位になったファジャ(本名=ミョンヒ)を娘だと思い込み家に住まわせることに!ガンハン分署に勤務する麻薬特別捜査チームに属するカン・ヒシク警部補との出会いが、新たな展開を生み出すことに...
★★☆「禁婚令」
口元ゆるみっぱなしで視聴しました。コメディーセンスの展開が良く、キム・ヨンデがキャラに合っていて面白かった。ストーリーに新鮮味はないけれど、飽きさせない演出と、現代の感覚を取り入れていて、楽しめました。パク・ジュヒョンがミスキャラかな。応援したくなるはかなげな所が見えないので。キム・ヨンデの指が美しくて、愛の物語にピッタリ。悪役のヤン・ドングンの演技がもっと上手いと、主演がよりカッコ良く見えるのに残念。
王イ・ホン(キム・ヨンデ)は世子時代に妻である世子嬪(キム・ミンジュ)を亡くし、国全体に“禁婚令”を下してから7年経過していた。一方、茶屋“愛達党”の主人であるソラン(パク・ジュヒョン)は、禁婚令によって結婚・恋愛が出来なくなってしまった男女の相性占いを行い、詐欺師として活躍していた。しかしある日、その現場を押さえられ捕まってしまう。危機を脱出しようとついた嘘のせいで、王の前に連れていかれ、とっさに亡くなった世子嬪に憑依できると言ってしまう。そのまま護衛武士(キム・ウソク)までつけられて宮廷で王に仕えることになるが…。
★☆☆「 愛だと言って」
1 話見て、暗い主人公のギャンギャンなキャラが受け付けなくて、1話途中でストップしたものの、「サムバディ」のキム・ヨングアンが魅力的だったので再視聴。愛ある展開が良かったけど、最後まで笑顔が少なく、画像が暗めで、熱く震える恋には見えず、セリフも印象に残らないので、心打つ作品にはならなかった。キム・ヨングアンは高身長でスタイル抜群なのに、髪型がダサくて残念。ただ立っているだけで雰囲気が出る俳優さん。どうしてもキム・ヨングアンがキム・ジェヨンに似て見えるけど….主演2人のビジュアルなら素敵な衣装のドラマが見てみたい。
★★☆「サムバディ」
1,2話見て進まなかったのに、ふと見始めたら面白い。「新婚さんいらっしゃい!」に登場するカップルも、マッチングアプリで結婚している人が多く、今の時代、マッチングアプリは根付いているので、違和感なく視聴できた。キム・ヨングアンは言葉にしない表情が良かった。車椅子のギウンの危機管理のなさには、面白さにブレーキが!最後の終わり方はとてもクールだ。
天才的な高校生キム・ソムは、コンピューターの大会で、技術者のサマンサ・チョンと出会う。サマンサに「サムワン」AIチャットボット技術を見込まれたソム。サマンサは会社スペクトラムを興し、ソムは技術者、CTOとして利用者の心に沿った共感性の高い出会い系アプリ「サムバディ」を作り上げ成功する。成功したソムだったが、「愛する」という感情が理解できず、仲が良かったジウンとも疎遠になり、チャットボット「サムワン」と会話する孤独な日々を過ごしていた。そんな中、「サムバディ」で出会った男女が亡くなる事件が発生し、警察はマッチングアプリの危険性を言い始め、情報開示を求める。が、サマンサは「個人情報」をたてに応じない。サムは、死んだ二人のチャットに興味を持ち調べ始めるうち、一人で12人を使い分ける怪しいユーザープロフィールの男性を見つける。
★☆☆「イ・ドウナ」
中盤から一気に面白くなりました。多感な時代の恋心を主演キャストが繊細に演じたので、共感を誘われました。繰り返される別れの場面では、キャラの心の震えが伝わるようで、スジとヤン・セジョンが良かった。おばあさんの家にドウナを迎えにきたプロデューサー役のイ・ジンウク、すっごくセクシーで大人の色気が出ています。最後も愛を感じさせる終わり方でした。
韓国のガールズアイドルグループ「ドリームスイート」のメインボーカルとして活動し、K-POP業界の頂点に君臨していた。しかし突然引退を決め、現在はミンソン大学に復学することに。 同じシェアハウスでイ・ウォンジュンと一緒に住むことになる。
★★★「最悪の悪」
スピード感ある展開、迫力あるアクション、ヒヤヒヤドキドキもたっぷり盛ってあり、
おまけに純愛まで!すごく面白かった。血みどろのシーンは苦手なはずだったのに、しっかり惹き付けられてしまった。チ・チャンウクは落ち着きのない子供っぽさが出る俳優さんですが、この作品ではそこも活かせていると感じる。ウィ・ハジュンはキャラに似合っていて印象が濃い。うまいキャストが多くて、韓国の俳優さん達の層の厚さを見せてくれます。
舞台は1980 年代の韓国。 悪名高い国際麻薬組織の捜査が暗礁に乗り上げた時、一人の警察官が潜入捜査官となってすべてを賭け、地下犯罪の網を暴こうと奮闘するクライムアクションシリーズ。
.韓国警察の捜査チームは、韓国、中国、日本の麻薬密売のトライアングルを形成する新たな国際犯罪組織 ‘江南連合組織’ を一網打診にしようとしたが、捜査はなかなか思うように進んでいなかった。そこで、潜入捜査官のカン・ジュンモ(チ・チャンウク扮)が組織に潜入することになるが・・・。
★★☆「 剣の詩」
韓国版西部劇、面白かった!ダイナミックな画像、ほのかな愛、共感させてくれるキャストたち、飽きさせない展開、作品として楽しめた。ただ掘り下げ方がちょっと足りないせいか、見終わった後で印象が薄く、9話で終わったのも残念です。日本が韓国を植民地にした時代背景だから、日本を批判される会話は当然ですが、この作品では過剰な批判のセリフはないので、相当気を遣っていると思われます。キム・ナムギルと女殺しや役のイ・ホジョンがメチャカッコイイ。続きを作るなら、忘れないうちに早くお願いします。
激動の日帝強占期、それぞれ異なる事情で無法天地の地である間島に向かった彼らが朝鮮人の基盤を守ろうと一つになって繰り広げるアクション活劇!
.1920年代の間島※1を背景に、日本軍、独立軍、殺人請負業者、馬賊団、そして生活の基盤を奪われて移住した朝鮮人たちがそれぞれ異なる目的で互いに銃口を向けながら繰り広げる熱い戦い。抗日劇の舞台が満州に向かう。
1920年代の日本による植民地時代、暮らしの基盤を奪われ 間島に移住した民衆が家族や同志の基盤を守ろうと日帝に向かって痛快な一発を飛ばすアクション活劇だ。
☆☆☆「無駄な嘘」
サスペンス込みのラブコメなので気軽に楽しめた。もっとハラハラドキドキが欲しいし、展開もゆったりしすぎて早送りして視聴したほど。刺さるセリフがないため、視聴したら忘れてしまう作品。子役時代から活躍しているキム・ソヒョン。うまい!というほどの演技力はないけれど、ミニスカートも似合って可愛い。ファン・ミニョン、イケメンねえ〜だけで終わらないように!事務所代表役のワイシャツが首周りのサイズと合っていないので、とても気になる。
主人公は嘘の声を区別する先天的な能力のせいで、世の中には善人と悪人ではなく、欺く人と騙される人がいるということを早くから悟ったた時、真実の神霊様を祀る巫女に進路を決めた。別名 ‘ライアーハンター’ 。
腕前を噂されてタロットカフェに偽装している相談所の前には依頼人が乗ってきた最高級セダンが絶えない。そんな中、マスクで顔を覆った怪しい男が隣の家に引っ越してくる。 口を開けば嘘がこぼれると予想したが、不思議なことに嘘はつかない。 この怪しい男の最初の嘘を待っているうちに、知らずとだんだん心を開いてしまうのだが…
★★☆「なぜオ・スジェなのか」
サクサク面白く視聴しました。張り巡らされた伏せんが、無理なく繋がっていて、ストーリー作りが良かったです。これでもか!と事件が起きるのですが飽きない。なんと言っても悪役が多い名優ホ・ジュノとイギョンヨンがうまい。悪役が憎たらしいほど、主人公がヒーローになれます。主演のソ・ヒョンジンも適役でカッコイイ。ファンの方には申し訳ないけど、ファン・イニョプがイ・ジュンギに似て見えて.....題名は「なぜオスジェ似まかせても大丈夫なのか?」と解釈しました。
国内有数の法律事務所の最年少パートナーであるオ・スジェは、すでに国内最高の弁護士となる資質を備えていることを証明している。独善的な信念と勝利への飽くなき探究心によって、スジェはTKローファームのトップ弁護士への道を突き進む。しかし、ある事件で予想外の展開が起こり、スジェにこれまでの苦労が水の泡になるのを目の当たりにすることになる。
そんな中、スジェは地元のロースクールで非常勤講師を務めることになる。事務所での地位を取り戻すため、スジェは新しい職場に馴染もうとするが、降格の痛手はまだ残っていた。そんな中、スジェと頻繁に行き来する大学生ゴンチャンとの出会いが、スジェの心に刺さる。辛い過去を背負いながらも、ゴンチャンの支えは、彼女のそばで奮闘する。果たして彼女の地位を回復するのに十分なのか、それとも権力者たちが彼女を追い詰め続けるのか?
★☆☆「ヒップタッチの女王」
1番笑えたのは、オッキドッキが彼氏と2人で歌う「キャンディ」可笑しいくって笑える場面は多いけど、サスペンスにするには無理がありすぎ。刑事役のイ・ミンギが「犯人はソヌだ!」と、何度も良い過ぎなのもうざく感じる。全体的にキャスト達の演技はうまいけど、ハラハラドキドキヒヤヒヤがストーリーにない。どこの国も恋愛ドラマは中年のキャストが多い!
小さな町ムジンで獣医になることを夢見ていたイェブンは、ある 日自分に超能力があることを発見。熱血刑事ジャンヨルは、 不思議な能力を持つ彼女を変質者と勘違いしますが、次第にイェブンと彼女の力を借りて事件を解決していく。2 人は事件をひとつひとつ解決していくうちに、親密に…
★★★「ムービング」
超能力者の素敵な家族愛が描かれていて、面白かった。能力を持つことの苦悩や利用されやすい哀しみに、人間への温かみを感じさせるストーリーです。空を飛ぶヒーロー役のチョ・インソンが気になって、映画「安市城」「霜花店 運命、その愛」を視聴し、バラエティ「見習い社長の営業日誌」でベスト好感度!怪物ヒーロー役のリュ・スンリョンのストーリーは、長く感じたので1話で良かった。落としどころをキチンと取り入れた、エンターティーメント性にあふれた作品です。楽しいなあ韓国ドラマ!
チョンウォン高校に通う高校3年生のキム・ボンソクは、空を飛ぶ夢から目を覚ます。「南山(ナムサン)とんかつ」を営む母イ・ミヒョンと共に暮らしていて、新学期が始まろうとしていた。新学期初日の朝、バスで偶然出会った高校生が、ボンソクと同じクラスに転校してきたチャン・ヒスだった。ボンソクはどことなくヒスに惹かれていた。
ヒスは父親のチャン・ジュウォンと共に暮らしており、父はチキン店を営んでいるが経済的に貧しいが、大学進学を希望していた。そんな中、背中にFの文字が刻まれた謎の男が空港に降りち、「暗殺指令」と記されたファイルを片手にチンチョンという男に会いに行く。謎の男はチンチョンの命を狙いに来ていた。怪力の持ち主であるチンチョンは謎の男に激しく抵抗するが、結果的に殺されてしまう。学級委員長のイ・ガンフンは、担任の体育教師チェ・イルファンにヒスと仲良くするように言われていた。
ミヒョンは、国家安全企画部のミン・ヨンジュンにチンチョンが殺されたこと、事故死にしたものの、SNSに画像が出回っていると報告する。新聞では南北首脳会談が8月になる可能性が報じられていた。
★★☆「 ダリとカムジャタン」
笑える楽しい作品ですが。所々早送りしたくなる場面があり、演出にもっとセンスが欲しかった。演技達者な脇役とキム・ミンジュが笑わせてくれ、パク・ギュヨンも真っ直ぐな気持ちのお嬢様役が服と共に良かった。もっと印象に残る作品にするには、ムハクをもっと徹底的に現実主義者にしてしまうこと、テジンをありきたりの悪役にしないことなどがポイントだと思います。
オランダの美術館で働く学芸員のダリは、パーティーに招待したVIP を迎えに行き、カムジャダンチェーン店の常務のムハクを会場に案内する。美術の知識が皆無のムハクを不思議に思うダリだったが、招待客とは別人であることが判明し口論になるが、韓国での再会を約束する。ダリは父親の急死を受けて帰国し、父親の美術館を引き継ぐことになる。だがその美術館には大きな問題があり....
★☆☆「 キング・ザ・ランド」
今年のNetflixはこれという作品がなく、とっても残念!
カッコイイ三つ揃いスーツ姿のジュノと、可愛いユナの甘いキスシーンがたっぷり楽しめます。恋人同士の2人のキャラに、美しい指がピッタリ!気楽に視聴できる作品ですが、ストーリーが薄っぺらで、ワクワクドキドキウルウルがない。ジュノに期待した当方にとって、ながら視聴で充分なことがもったいない。2番手の恋として客室乗務員の恋人役のキム・ジェウォンがもっと魅力があればと残念に思う。
短大卒で名門のキングホテルに採用されたチョン・サラン(イム・ユナ)。財閥の御曹司ク・ウォン(イ・ジュノ)をジムで変態呼ばわりしてから7年が過…。
サランは新人教育まで上り詰め、正社員の座を勝ち取り、完璧なホテルウーマン(ホテリエ)になっていた。ある日、ク・ウォンがイギリスから帰国してキングホテルの本部長の座におさまる。サランはク・ウォンのことを7年前の変態客だと勘違いしてバチバチに火花を飛ばしてしまうが。
★★☆「 D.☆P.-脱走兵追跡官-」
BTSも大きな話題を提供してくれた徴兵制度。その制度のない国に住んでいると、とても新鮮に感じる題材のドラマです。軍隊だけではなく、人が創りあげる組織につきものの人間関係が見事に描かれています。常に選択を求められる主人公を応援したくなります。良心的で誠実なキャラは、チョン・ヘインにピッタリ!「スノードロップ」の彼も最高でした。「私の解放日誌」で魅力あふれるキャラを演じたソン・ソックも良かった。
軍隊では年齢よりも入隊順や階級により上下関係が決まる。年下の古参兵たちにいじめの対象にされたチョ・ソクポンが、その報復としてファン・ジャンスを殺害しようと脱走兵になりますが、最終的に拳銃自殺を図りました。(生死不明)その後、ソクポンが自殺を図ったニュースを観た親友のキム・ルリが、自分をいじめてきた同部屋の古参兵たちに向かって銃を乱射してシーズン1が終わる。シーズン2はチョ・ソクポンを救うことが出来なかったアン・ジュノは苦悩を抱え、ハン・ホヨルは失語症になる。軍の内部で適当に処理抄とする上部との戦いを選択する2人。
☆☆☆「 生まれ変わってもよろしく」
シン・ヘソンを楽しみに視聴したものの、最後までの視聴はガマンだった。ストーリーにサスペンスもユーモアも、グッとくる愛も感じられず、同じ画面の繰り返しがうっとうしい。もったいぶった話の流れは複雑すぎるし、スッキリせず共感もわかない。演技上手なシン・ヘソンの空回りのように見えてしまって残念。アン・ボヒョンもキャラに合わないア雰囲気。セットで気になったのは、ソハの家の壁や床がなんか汚れてみえること、男優陣の口紅が濃いこと。どうか面白い脚本に俳優さん達が出会えますように!
芸能事務所を運営している裕福な家庭で生まれたヒロイン、12歳のユン・ジュウォン。 同年代に比べて大人っぽい彼女には ‘転生18回目’ という秘密があった。過去17回の人生で多くの愛に傷ついたジュウォンは、人間関係に疲れてしまい自分の感情に素直になれないでいた。それでもムン・ソハという少年に出会ったことで、次第に心を開いていき、両想いになる。しかしジュウォンはソハとのデート中に事故に遭い、「来世でもソハのことを忘れない」と誓いながら死んでしまう。その後、ジュウォンはパン・ジウムという女性の体に生まれ変わり、19回目の人生を生きながら大人になったソハに会いにいく。
★☆☆「セレブリティ」
心に刺さらない作品。笑いもときめきもヒヤヒヤもないので、後でどんな内容だっけ?と思ってしまいそう。ストーリーの視点は良いのに、全く恋愛に見えない恋愛などを入れたり、善人過ぎるキャラの背景が見えなかったり、キャラの成り立ちなどがスルーだったりが惜しい。インフルエンサーの日々の努力などを盛り込んだ方が、作品が立体的になった気がします。
凄腕の訪問販売員だった主人公ソ・アリがインフルエンサーとなって、セレブに登っていく。その様子に嫉妬する同業者たちがワナをしかけ、ソ・アリは戦い抜くが、匿名者が彼女を破滅に導く。
★★☆「浪漫ドクターキム・サブ 」
手術場面の面白さが見事です。医師としての職業ばかりではなく、仕事そのものへの取り組む姿勢を示唆してくれる良質な作品です。スーパーヒーローって、共感できないからでしょうか。「賢い医師生活」からすると、ストーリーが古く感じてしまう。主演のハン・ソッキュの演技は素晴らしいけれど、途中で食傷気味になる。アン・ヒョソプは「社内お見合い」や「アビス」の演技を視てがっかり。この作品のようにオムニバス形式の方が合っている。
患者を救うため、病院を守るため、そして誰もが頼れる"真の医者"になるため、トルダム病院で働く医師たちは日々努力を続けている。トルダム病院をコサン大学病院の分院ではなく、3年以内に『政府支援の外傷センター』にすることが新たな目標となったキム・サブ達。様々な問題が生じる中、目標を叶えるために奮闘する日々を描く。
★★☆「良くも悪くも、だって母親」
主演のラ・ミランとイ・ドヒョンの親子が結構似合っています。目的のために息子を創りあげたように見える母親が、息子の災難に献身的な愛を示し、胸をざわつかせます。母の愛も恋人の愛も、困難な時の愛こそが本物と、訴えてくるようなドラマです。双子役が可愛いいけれど、村人達がウザすぎるので、もっとコミカルに描いて欲しかった。
イ・ドヒョン出演のドラマを多く視聴していることに気がついた。ファンではないけど、話題性のある作品に恵まれているのが分かります。
若くして夫を亡くしたシングルマザーのヨンスンは、養豚場を経営しながら息子のガンホを1人で育てている。息子が将来貧 乏になったり非力で困ったりしないよう、彼女は”悪い母親”と なって厳しく接し、やがてガンホは著名な検察官となるが、不運な事故によって記憶を失い7歳の頃に戻ってしまう。ヨンスンはガンホのために、再び”悪い母親”になる決意をするが…
★☆☆「あなたが願いを言えば」
期待を裏切らないウルウル展開ですが、ストーリーの平凡さと印象に残るセリフがないため、視聴後はすっぱり忘れてしまいそう。チ・チャンウクのイケメンさをもっと堪能したかった。 主人公がこまめにゴミを拾うシーンを入れるなど、演出は細やかなのに面白さに欠ける。主演はソン・ドンイル?と思うほど...よくしゃべりまくり、さすがです。
主人公のギョレは父親からの虐待から逃れるため、自分で養護施設に入居した。後ろ盾のないギョレは、大人になっても苦難続きで絶望し、死を試みようとする。そんな彼に声をかけたのが、ホスピス病院でボランティアをしているチーム長だった。
★★☆「医師チャ・ジョンスク」
夫役のキム・ビョンチョルの演技に大笑い!ドラマで存在感抜群の俳優さんですが、ここまでセリフが多い役は初めて視聴。改めて演技力を実感しました。泣けるドラマより笑えるドラマが少ないので、貴重な作品です。病気や不倫、女性の自立などを盛り込みながら、近代的できれいなまとめ方で終わっています。最後まで厚ぼったいお顔が気になるオム・ジョンファでした。息子の恋人役のチョ・アラムがとても魅力的なので、もっとドラマで活躍して欲しいです。
専業主婦だった主人公は肝臓移植を受けたことで、自分が持つ医師資格を活かそうとレジデントになる。同じ病院には教授の夫、同じレジデントの息子、夫と不倫する教授がいて、徐々にその関係が明らかになっていく。
☆☆☆「 シークレットファミリー」
名演技者のチャン・ヒョク主演ならと期待していましたが、全くおもしろくないのでガッカリです。1〜2話でのドタバタでまずウンザリ。夫が国家情報院のスパーナーで妻も曰くありげなのに、ハラハラドキドキの展開にならない、笑いも起こらない、ストーリーが残念過ぎます。設定が既視感たっぷりなので、こねくり回してかえってつまらなくなったのかも。
完璧な家庭を築くことを夢見るカン・ユラは、普通の会社員のクォン・ドフンと出会って愛を育み、幸せな結婚を送っていた。しかし、 夫のドフンには妻も知らない裏の顔があった――実は彼は国家情報院の超優秀なスパイ。妻を愛するドフンは正体を隠し、二人は穏やか日々を過ごすが、ある日突然ユラの過去を知っていると主張する人物が現れ、日常が揺らぎ始める…。
★☆☆「代理リベンジ」
一気に視聴するするほどには面白いのですが、全体的に印象に残らない平凡な作品です。「人間レッスン」ほどの魅力が作品にはなく残念。俳優さん達もあちこちの作品で出会っているはずなのに、推しで視聴するほどでもなく強烈な魅力にかけるようです。どうしたらもっと面白くなるか?1人ぼっちのチャンミとスホンの震えるような孤独感と恋心、オソンの熱い想い、ジェボムの寂寥感などが脚本に盛り込まれていたら厚みが出たように思います。チン・ホウン出演のドラマを多く視聴していることに気がついた。演技が上手いので、思いっきり嫌われ役を演じて欲しい。
主人公のオ・チャンミはの双子の兄と通話中に、兄が学校の窓から落ちて亡くなった。自殺と片付けられたが、納得出来ないチャンミは犯人を捜すために動き出す。兄を殺した犯人への復讐の想いを募らせていくが...。
★☆☆「 ご飯に願いを~ 人生逆転レストラン」
このドラマを視聴していたら思い出したのが、アメリカの有名映画監督の結婚です。監督は妻と離婚し、韓国出身の養女と結婚したので大変な話題になりました。人生はドラマ以上に驚きに満ちている。ストーリーは笑いと涙とそれ以上にイライラも。善良で誠実な主演キャラの造り方がイマイチ。相手を想うが故の自己犠牲が美しく感じられず、愚かにしか見えないのが脚本のミスです。悪辣社長に立ち向かえない周囲にも、充分不満が高まります。会長宅でのギスギスした関係は、視聴しているだけで胃が悪くなりそう〜。それにしても120話まであるのにヨンシン役、ジョンフン役、ジョニョン役の俳優さん達は、最終話まで演技が向上しないのは素質の問題かな。オボク役が1番魅力的に演じていてうまいと思う。
8歳で身寄りをなくしたヨンシンは、ひょんなことから田舎町で食堂を営む青年ギョンスに引き取られることに。毎晩店を訪れる常連客とその子供たちからも温かく迎えられ、困っている人を見過ごせない、明るく聡明な女性へと成長していく。ギョンスの料理からたくさんの愛情を受けて育った彼女は、やがて料理人の道を志し高級韓国料理店で働き始める。だが、店の女社長スクチョンとギョンスの間には驚くべき秘密が…。自分の知らない過去の因縁により想像もしない試練に見舞われるヨンシン。さらには恋と友情の板挟み、家族解散の危機、自分の出生の秘密など、さまざまな問題に巻き込まれる羽目に!それでも人生の荒波の中で、周囲の人たちの励ましと支え、そして大好きな料理を糧に、どんな逆境も笑顔で跳ね返していく。
★★☆「 紳士とお嬢さん」
昭和の香り漂う題名に期待せずに視聴し始めたら、と、と、止まらない!76話を5日間で視聴してしまいました。手垢の付いたストーリー、既視感たっぷりの演出、同じようなこじれ感のくりかえし、それでもばかばかしくて楽しくて一気に見終わりました。主演のイ・セヒノ魅力が大きいし、最後はハッピーエンドなので安心して見ていられる心地良さがあります。子役が上手で特にソ・ウジン、あんなに幼いのに気持ちを動かす演技が出来ることに、ただただ不思議です。楽しく遊ぶ場面の作り方がうまく、こちらまでハッピーが伝わる映像になっています。会長役と父親役の演技はセリフの出し方が残念。もし自分が俳優なら大奥様役をやってみたいと思わず思ったほど、面白い役です。
母ヨンシルと兄デボムの金銭トラブルから住むところを失ったダンダン一家。ダンダンは恩師の紹介で、FTグループ会長であるヨングクの家に住み込み、彼の3人の子どもたちの家庭教師をすることに。しかし、偶然にもその家には父スチョルが住み込みの運転手として働いていたのだった。さらに、スチョルの住む離れの部屋にはヨンシルも隠れ住んでいて…。一方、ヨングクは妻を亡くした喪失感から抜け出せず、3人の子どもたちへの関心も薄れ溝は深まるばかり。しかし、ダンダンが家庭教師としてやって来てからは、子どもたちの笑顔が増え家の中が明るくなっていくのを実感するヨングク。そして、彼もまた子どもたちやダンダンと過ごすうちに笑顔を取り戻していくのだった。そんな中、ダンダンの中にヨングクに対する特別な感情が芽生え始める。ヨングクもまた気が付けばダンダンを目で追っていて…。そんな2人の様子に勘づいた室長のサラは、ヨングクの後妻になるためダンダンを追い出そうと策略する。
★★☆「 クイーンメーカー」
一気に視聴しました。
スピード感ある演出のため、突っ込み処はスルー、
ベテラン俳優達の演技で楽しめました。
中年女性の活躍を物語の主役にしたところが今の時代に合っていて、
クールなカッコ良さをキム・ヒエが気迫の演技で肉付けしてくれました。
韓ドラでお馴染みの俳優達が多数出演していて、
いつものキャラと違ったキャラや、
同じようなキャラを魅せてくれます。
こんな2人が政治に世界にいたらなあ...と思わせてくれたドラマです。
主人公のファン・ドヒはウンソングループの戦略室長・フィクサーとして、庶民のことなどなんとも思わない一族の尻ぬぐいをする日々を送っていた。会長の娘・チェリョンがヒステリーで部下への暴行事件を起こした際も、ファッションに注目させて乗り切った。そんな中、ドヒはチェリョンの夫ペク・ジェミンに呼び出されて、「女性スタッフに脅迫されている」と相談を受ける。ドヒはジェミンの件を対処しようとするが、女性スタッフから驚きの事実を告げられて…。いっぽう弁護士のオ・ギョンスクは、ウンソングループから解雇された非正規雇用者のためにビルの屋上で座り込みの抗議活動をしている。ファン・ドヒはウンソン一族の非道な行いに耐えかね、弁護士のオ・ギョンスクを市長に選出しようとするが…
★★★「 スノードロップ」
ハラハラドキドキウルウルな上、コメディ要素もたっぷりで面白いのですが、1話が長く16話は長すぎるかなあ。キャスト選びが上手で、主演の2人が愛の物語を情感たっぷりに演じ、チョン・ヘインの表情豊かな目線とジスの初々しさに惹かれました。OST も素敵で切なく、2人のシルエットの映像センス良く、周りの俳優さん達の演技もさすがに上手いです。とても気に入った場面は、ヨンロがスホにコーヒーを淹れてあげるセリフ。脚本家様様です。チャン・ハンナ役のチョン・ユジンが最高にカッコ良かった。
1987年のソウルを背景に、民主化デモに参加し血まみれの姿で女子寮に飛び込んできた名門大学生イム・スホと、政府による厳しい監視と危機の中で彼を匿い治療した女子大生ウン・ヨンロの時代に逆らった切ない愛の物語。
★☆☆「 クレージーラブ」
「イルタ・スキャンダル〜恋の特訓」に続き、スター講師の物語です。
素敵な題名ですが、既視感ある場面が多く、独創性と映像美には欠けているようです。
ストーリーにもっと笑いを入れた方がメリハリが合って良い。
スター講師の悪口言い合うグループは、社内の人間にした方が可笑しく出来そう。
全体的に飽きが来ないような工夫が欲しかった。
秘書役のクリスタルは「刑務所のルールブック」での演技が鮮烈なのに、このドラマでは美しいけど平凡な感じがします。
凄い美人のユ・イニョンは演技は惜しいけど、目には嬉しい。
スター講師役のキム・ジェウクは「彼女の私生活」より魅力的でした。
殺害予告を受けたIQ190の数学の天才にして予備校ゴートップ教育の代表、ノ・ゴジンは自分以外、誰も信じない男だ。殺害予告くらいは笑ってやり過ごすのだが、ある日ひき逃げ事故に遭ってから犯人を自らの手で捕まえようと、記憶喪失のふりを始める。
気難しい性格のゴジンの下で1年以上も苦しめられて、ついにはがんと診断され医師から余命宣告を受けた秘書のイ・シナは、死ぬ前にゴジンの髪をむしってやろうと復讐を誓い、ゴジンが滞在する江陵(カンヌン)の別荘を訪ねる。
ところが予期せぬ出来事が起きる。シナはゴジンがひき逃げされる現場を目撃し、涙を流し鼻水を垂らしながらゴジンを病院まで運んで看病するという皮肉な状況が展開する。一方、警察はシナをひき逃げ犯だと疑い、シナはゴジンが目を覚まして全ての真実を語ると期待するが、ゴジンは事故以前の状況を思い出せない。自分をいじめてきた職場の悪徳上司が記憶喪失とは。とっさにシナはゴジンのフィアンセのふりをして、彼に復讐しようと決心する。
★★☆「 ゴールデンスプーン」
ちょっと間を空けて視聴すると忘れてしまうので、一気視聴がオススメです。貧しさから親を救うために親を変えたのに、親は相変わらず貧しいまま。主人公の苦労が報われず悲惨なスンション。スンチョンは貧しいの親の元では才能が発揮できず、チェンジして貧しい親をもつようになったテヨンの方が幸せを感じ取ることができ、スンションは金のスプーンを活用して大正解だったのではと思えるストーリーです。どんなに姿が変わっても見つけてくれる恋人がいて良かった良かった!ムンギ兄貴がイケメンなので、主人公より目が行ってしまう。
貧しい家庭で生まれ育った高校生‘イ・スンチョン’(ユク・ソンジェ)は、貧しい環境で暮らすのが嫌でたまらない。ある日、彼は偶然出会った老婆から“この金のスプーンを3万ウォンで買ってくれたら、あなたの両親を替えることができる”と言われる。“この金のスプーンで3食、同じ年の子とその家で食事をすれば、その子の親があなたの親になる。”スンチョンは老婆から金のスプーンを買い、財閥家の息子である友人‘ファン・テヨン’(イ・ジョンウォン)の家で3回食事をする。やがて、スンチョンの人生は大きく変わっていくことになる。
★★☆「 ビックマウス」
イ・ジョンソクは甘い柔らかな雰囲気が魅力の俳優さんですが、これまでにないキャラに挑戦しています。今回はお楽しみのキスシーンもないリベンジドラマ。立ち止まらず視聴し続けると面白いのですが、「あれれ?」と思ってしまうと雑な脚本に感じてしまう。イ・ジョンソクは周りの上手い脇役俳優さんに比べると、目の表情に恐れや恨みや凄みなどがないためで迫力不足なのは惜しいです。妻役のイム・ユナが良かった!刑務所所長役のチョン・ジェソン、いつもながら存在感たっぷり。あんなに殺しても無罪なの?という疑問を拭い去って欲しい。
主人公のパク・チャンホは、たった10%の勝率しかない三流弁護士。おしゃべりな性格から「ビッグマウス」(Big Mouth)と呼ばれている。ある時、チャンホは、たまたま殺人事件に巻き込まれ、どういうわけか天才詐欺師「ビッグマウス」(Big Mouse)にされ、生命を脅かされる状況に陥ってしまう。一方、チャンホの妻であるコ・ミホは、看護師として働いている。美しい外見と賢くて勇敢な性格。ミホは、夫を経済的および心理的に支援することによって、弁護士になるのを助けた。ミホは、チャンホが天才詐欺師の「ビッグマウス」であると疑われていることを知ってしまう。
生き残るため、そして家族を守るために巨大な陰謀で汚れた特権層の素顔を暴いていく物語。
★★★「最愛の敵〜王たる宿命〜」
面白くて一気に視聴しました。
圧倒される映像美、計算尽くされたカメラワーク、最後まで途切れない緊張の演出力、確かな演技力、満足です。 数エピソードでジョンが王の顔を分からないのが不思議でしたが、結婚前だったのだと理解に時間がかかりました。
王役がイケメンでないのもこの物語にふさわしい。王の歩き方はもちょっと工夫が欲しいし、演技力のある俳優さんの中にいると、美しいけれど王妃役は力量不足を感じます。
強面のホ・ソンテは「エージェントなお仕事」で、ファンになりました。
時は1506年。朝鮮の王となり、絶対王政を夢見るイ・テは、高貴な家柄の娘ユ・ジョンと出会い、互いに惹かれあっていく。自分の目的のためなら手段を選ばないイ・テはユ・ジョンを自分の妃にすることを考えていたものの、そのせいで彼女の家族が王宮の権力闘争に巻き込まれていきー。想いとは裏腹に、愛するユ・ジョンを捨てなければ生き残れない王、イ・テと、命を守るために王妃になるしかないユ・ジョン。朝鮮王朝を舞台に、政敵として互いに剣を抜き合うイ・テとユ・ジョンを中心に繰り広げられる血みどろのロマンス、そして生き残るために愛する人に剣を抜かなければならなくなった時、彼らが下す選択とは?
★★☆「ザ・グローリー〜輝かしき復讐〜」
ソン・ヘギョは苦手で「太陽の末裔」「ボーイフレンド」も1話位でギブアップした。この作品はセリフが短いので彼女の演技力のなさがカバーされていて良かった。サイボーグのような表情も活かせて、ラブロマンス作品より合っています。イジメグループの俳優さんたちは上手で、迫力満点。家政婦役のヨム・ヘランが最高にうまい!ストーリーも面白く楽しめたものの、印象に残るセリフや場面もないため、すぐ忘れてしまう作品です。
アル中の母親を持つ女子高校生ムン・ドンウンは貧しさ故に壮絶なイジメを受けていた。同じくイジメにあっていた女子高生が飛び降り死したことで、その死に疑問をもつ。理不尽にも退学したムン・ドンウンは懸命に働きながら教職資格を得て、イジメグループへの復讐をスタートさせる。
★★☆「イルタ・スキャンダル〜恋は特訓コースで〜」
主演のチョン・ドヨンがあまりにダサいおばさん役なのでどうかなあと思っていましたが、確かな演技力でおもしろく視聴しました。学歴社会の韓国事情をたっぷり含み、ラブコメ、サスペンスと盛りだくさん詰まっています。教育ママキャラを強調し過ぎるのは、脚本か、演出か、演技なのか分かりませんが、強調し過ぎるとうそっぱくなったり、ゲンナリしたりするので難しいところです。
教育のホットスポットとして知られる韓国・江南(カンナム)の塾街を舞台に、熾烈な受験に翻弄(ほんろう)される受験生とその親たち、そしてトラウマを抱えるカリスマ塾講師チェ・チヨルの物語が展開する。
ハンドボールの元韓国代表で「韓国代表 総菜店」の社長ナム・ヘンソンは、最悪な出会いを果たしたチェ・チヨルと、思わぬ形で再会。さらに、“娘”ヘイのために教育ママになることを決意し、チェ・チヨルと関わっていくことになる。
☆☆☆「 今、別れの途中です」
題名とOST は素敵ですが、イライラ感たっぷりです。別れる理由がばかばかしいので作品をつまらなくしています。それに仕事を持って自立した30才過ぎの大人が親の言葉に振り回される、それで仕事できるのかって思ってしまいます。主演のソン・ヘギュの作品を初めて最後まで視聴しました。有名な俳優さんですが演技力はまた違いますね。長いセリフはヘタさが目立つので、「グローリー」のようなセリフが少ない作品を選ぶべきです。彼女が時々大久保佳代子に見えてしかたないし、ピンクの服はダサく見えるので避けた方が良いのでは。別れる理由で1番説得力がある作品は「二十五二十一」です。
ヒロインのヨンウンは、ファッション会社ザ・ワンのトップブランドである“ソーノ”でチーム長を務めるデザイナー。現実主義者で安定志向であり、過去のつらい経験から仕事や恋愛にあまり期待しすぎないようにしている。ところが、ユン・ジェグクに出会ったことから一変。もう恋愛のせいで揺れ動くことはないと思っていた心が、揺さぶられることになる。
★★★「その恋、断固お断りします」
ストーリーに新鮮味はないけれど、楽しく視聴しました!絶対この世にはいない、カッコイイ女性キャラの作り方が素敵です。キム・オクビンとユ・テオの絡みが面白いには、間を取るのが上手い演技です。2人共それほど馴染みのある俳優さんではないけど、こんなに演技達者な人達がいるって、やはり韓国の俳優さんの幅の厚さを感じます。韓国俳優さん達の肉体美にはいつもウットリさせられますが、それにしてもプロレス選手のようなユ・テオの筋肉美には驚きです。キスシーンの練習をする場面のユ・テオとキム・ジフンには笑えたし、ストーリーの展開も良いので、モヤモヤ感がありません。
男性には負けたくない女性と極端な女性不信の男性が、戦争のような 関係を繰り広げるなかで、互いの真逆の性格の裏側にある人生の処方箋に気付いていきます。キム・オクビン とテオ・ヨーが主演を務める本作は、愛と感情の共鳴が、異性間に横たわる根深い不信を乗り越えていく様子を描きます。
★★☆「車輪」
まあよくもこんなに次から次にと考えつくものだと、脚本家の苦労が偲ばれます。事件に引っ張られて、車輪の意図が分からなくなってしまうのが残念。真実から逃げずに向き合う勇敢な女性たちが主役なのに、なぜか真っ直ぐカッコイイとは思えない。犠牲が重い?主人公が本の修復士という設定も、深い意味が込められているようで、関係性は回復するのかと思えてしまう。キム・ヒョンジュの持つ柔らかな雰囲気はモテそうだし、パク・ヒスンの細やかな顔の表情はさすがです。補佐官役のキム・ムヨルは未成年裁判に似たキャラなので、主役で視聴してみたいです。
国会議員の娘が失踪したことで家族が抱える問題が、次々に表面に現れる。それと平行して地域で起きた婦女暴行事件から、国会議員は防止策を法にしようとするが、国会議員の妻自身が被害者であることが明かされていく。
★☆☆「 カイロス」
オープニンががチープなので期待せずに視聴したら、案外面白かった!
1分だけのタイムパラドックスという設定が面白く、理事役のシン・ソンロクが傲慢な人柄から変化する様子も見事で、演技力に魅了されました。最初は現在と過去がすんなり分かるのですが、後半になるに連れややこしくなってしまうので、日時を現在と過去を色分けした方がベターだと思う。未来と繋がるなら、やっぱりロト!繋がりたいです〜。それにしても母親はあそこまで秘密にする必要はなかったのに。ストーリーのためには必然だった?後で振り返ると全く思い出せない作品。
★★★「赤い袖先」
U-NEXT 初めて課金して視聴したほど、ジュノが良かった!
世子役はいつもイケメンが多いし、
衣装も素敵なので大抵の世子役はカッコイイけど、ジュノは似合いすぎ!指が素敵。美しいラブストーリーに涙することができたけど、
ドギムが求める自分の自由な意志の選択って?と考えたら
眠れない夜になりました〜。
ちょっと台本に無理があるような...男性が書いたから?
愛するの「あい」は「あいたい」のあい。
それがドキムからは伝わってこないのが残念であり、共感できない部分。
後半部分にもっとドキムが活躍する場をいれても良かったと思う。ソ尚宮役のチャン・ヘジンが上手い演技、世子の母親役のカン・マルグムの演技も印象深かった。
粛清により一族が没落したドクイム(イ・ソラ/子役)は幼い頃から宮女として仕えるようになる。一方、朝鮮王朝21代国王英祖(イ・ドクファ)の孫、世孫イ・サン(イ・ジュウォン/子役)は悲劇的な事件で父を失い、宮中で孤独に育つ。ある夜、サンはドクイムの機転により窮地を救われ、ドクイムにほのかに想いを寄せるも再会は叶わず時が流れる。数年後、成長したドクイム(イ・セヨン)は持ち前の聡明さで尚宮たちから目をかけられつつも自分の生き方を模索していた。そんなある日走っていたところ足を踏み外し、近くにいた世孫(ジュノ/2PM)を巻き込み池に落ちてしまう。反省文を書くよう命じられたドクイムだったが、書庫を掃除している最中、中へ入ってきた世孫を司書と勘違いし、無礼な態度で追い返してしまう。怒った世孫は何度も書き直しを命じ、2人は次第に距離を縮めていく。だが宮中では勢力争いが激しさを増しイ・サンは命を狙われることに…。
2022年 面白かった韓国ドラマベスト5
第1位
私たちのブルース
第2位
ウ・ヨンウ弁護士は天才肌
第3位
シュルプ
第4位
エージェントなお仕事
第5位
流れ星
★★★「シュルプ」
毎週配信を楽しみにしていたので、終了した今寂しいです。時代劇なのに現代の感覚を取り入れてあるので、視聴者を置き去りにしない内容のドラマです。王妃役のキム・ヘスはいつもなら声が気になるのですが、今回はそれほど気にならず迫力たっぷりの演技で楽しめました。彼女にピッタリな作品選びですが、どんなキャラもキム・ヘスになってしまってる。姑役のキム・ヘスクは作品毎に多様な顔を見せてくれるので、すごい俳優さんです。次男のムン・サンミンは高身長のイケメンで声がとても良い。三男役のユン・サンヒョンはもっともっと視聴したい俳優さん。高官の娘役のオ・イエジュはスター性抜群、画面に出てくるだけで明るくなります。これから楽しみな俳優さん達と抜群の演技力を持った俳優さん達が、濃い内容の脚本と生理にあった演出で、面白いドラマになりました。
★★☆「悪の花」
愛とサスペンスが盛りだくさんです。突っ込みたくなる場面はありますが、事件や葛藤などもうまく描けていて面白いです。主演のイ・ジュンギが様々な表情を見せてうまい演技ですが、妻役のムン・チェウオンの演技が残念。華のある美人なのでもったいないです。サイコパス役のキム・ジフン、迫力満点で良かった!
★★☆「ポッサム」
一気に視聴しました。中国のお手軽ラブコメを視聴した後で観ると、キャラの魅力が脚本によく描かれていることに気づきます。主人公たちが惹かれう美点は視聴者によく伝わり、恋を応援したくなります。ただ珍しいことにラブコメなのにキスシーンがない〜俳優さん達の事情でしょうか。前半はノリノリで視聴できるのに、後半になると王を討つために翁主を殺す必要性が感じられません。また、そんなにゆっくりしていたら当然捕まるだろう!と思う雑な演出も気になります。40話ではなく半分くらいで濃密さを打ち出した方が良かったのでは。演技上手な俳優さん達なので、もったいないです。
★★☆「絶対彼氏」
ヨ・ジングの笑顔に癒されました!こんな彼氏、最高!演技達者なヨ・ジングのドラマ、もっと視聴したいので、どんどん放映されると良いですね。最後の方はウルウルしてしまう作品ですが、長過ぎる。16話に凝縮した方が良かった。ヨ・ジング相手として主演女優さんは役不足、もっと上手で可愛い女優さんで視たかった。ホン・ジョンヒョンもいい人役でお得です。彼は「世界で一番可愛い私の娘」のハン・テジュ 役が素敵でした。脇役の恋模様はちょっと薄めでしたので、脇のキャラを面白くした方がストーリーに厚みが出たはず。低予算でもヨ・ジングに救われた作品です。
★☆☆「 シスターズ」
中盤はだるいけど後半のたたみ方が凄かった。視聴しているときは面白いけど、見終わると忘れている作品。胸震えるようなセリフがなく、共感できるキャラもないからだと思う。このような作品はちょっと疑問に感じると、矛盾がこぼれ出すので、何も考えずに視聴するのが一番です。夫役のパク・ジェサンは、口を横に広げるだけの笑いは演技のため?それとも本人のクセ?気になりました。
★☆☆「月水金火木土」
キム・ジェヨンが目当てで視聴したので星1個。契約結婚を職業にするという発想は面白いけど、どう考えてもそれほどお金になるとは思えないのに、主人公は別荘まで持っていた.....?すんなり乗れない。ストーリーがなんともチープで、俳優さん達がお気の毒。どうしてこの脚本を選んだのかな?韓国お馴染みの財閥の素材もいいけど、主人公の秘密にしてはお粗末すぎて切なさが皆無。もっとドタバタコメディーを入れたほうが良かったです。パク・ミニョンは「キム秘書はなぜ?」が最高でした。白目が青くてきれいですが、うぶな初恋を演じるには無理がありそうです。
★☆☆「だから俺はアンチと結婚した」
スターが結婚しない理由の1つは紐付けされたくないから?チェ・テジュンはパク・シネの旦那さん、スヨンはチョン・ギョンホと長い間公開恋愛中と、頭をよぎってしまうのはしかたないかな。チェ・テジュンはそこまでイケメンとは思えないけど、キャラの持つ優しさが表れていて良かったです。スヨンの美脚は素晴らしいし、愛されキャラにふさわしかった。ストーリーは同じような展開が繰り返され食傷気味、12話位で収めた方がスッキリするかも。チャンソンが演じるキャラをもっと魅力的に描けば、ドラマが豊かになったかも、惜しいです。
★★☆「九尾の狐とキケンな同居」
楽しいラブコメで、登場人物像に俳優さん達がハマっていました。チャン・ギヨンのベージュのセーター姿がとっても素敵なおしゃれ感、イ・ヘリの明るい笑顔と美味しそうな食べっぷりの良さが魅力です!チャン・ギヨンの声が心地良く、モノ哀しげな表情がテーマに合っています。ファンの方には申し訳ないけど、チャン・ギヨンとペ・イニョクの顔が似ていて、どっちだっけ?と迷うことも〜ただ狐が人間になる条件がわかりにくく、アメリカの「トワイライト」のように分かりやすい方が、すんなり飛び込んでくるはず。時折テレビで流れる殺人のニュースは、ストーリーと関係あるのか?と思っていたら以外にもなく、意味のない場面作りかな。
★★☆「TAKE ONE〜マイ・ラスト・ソング」
斬新な企画で面白かった。 好きなことへの努力が苦にならないのが才能なのだと改めて実感しました。そしてただただNetflixにかぶりついているだけの自分の凡庸さを、寂しく感じました。スミ・ジョーが観客が喜ぶ視点で選曲したこと、AKMU が他人の目線より自分のやりたいパフォーマンスを信じたこと、RAINの観客もショーの1つと捉えるエンターティーメントの能力などがとても印象的です。エンターテイメント性あふれるRAIN のステージが、彼の見える努力と共に1番魅力的でした。
★★☆「ナルコの神」
ヒヤヒヤするスリリングな展開で面白かったです。6話なので丁度良い長さで、後半のたたみ方が見事です。人物像のバラエティーさ、セットの雰囲気たっぷり感、 演技力のある俳優さん達の迫力、悪役のファン・ジョンミンがうまい!韓ドラ好きです!
★★★「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」
今年の最高傑作作品です!配信が終了してとても寂しいし、家族が皆で視聴できる上質なドラマです。自閉症のある人を主役に持ってくるのは、勇気が必要だったと思いますが脚本の素晴らしさ、演出のあたたかさ、カメラワークの美しさ、俳優陣の演技力、全てが素晴らしいです。韓国ドラマの高いレベルを見せてもらいました。「秘密の扉」でのパク・ウンビンが、このように演技力アップさせすごいです。
★★☆「 素晴らしい遺産」
70話の朝ドラだと思えば楽しいです。ゲオク役のカン・セジョンの演技少々残念ですが、相手役のシン・ジョンユンに華があり、恋人役としての登場で盛り上がります。多くの俳優さん達がそれぞれに演技の見せ場があるので、
イライラさせる人物像をリアルに演じたり、愚かなことにのめり込む人間をコミカルに表現しています。心温まる素晴らしいセリフも入ったコメディーなので、気長に視聴できる作品です。
自分が死んだ後、いつもの親孝行する姿は影も形もなく消え、遺産を狙ってお互いを攻撃するばかりの息子たち。奇跡のように生き返ったヨンべはそんな息子たちに復讐しようと、偽装結婚を決心する。そんな中、運命的な出会いを果たしたのは33歳の真面目な乙女家長、 ゲオク !家族生活費のために恋愛さえできなかったのは勿論、成金になることを願っていた彼女は80歳のヨンべの隠密で危険な取引に応じるのだが…。しかし、そんな彼女を待っているのは個性溢れる、意地悪な4人の息子!「父の結婚=財産の損失」としか思わない彼らの反撃が始まり、これに立ち向かうゲオクの「息子更生プロジェクト」は葛藤に葛藤を重ねる。
その中でも格別に冷たい性格のエリート、三男の ソラク は自分と同い年である継母は認められないと父の再婚に猛反対。しかしゲオクが財産を狙って父に接近したと確信したものの、どんな状況でも堂々と行動し正義感溢れるゲオクの姿に、ソラクは徐々に彼女のことが気になってしまうのだった…。
★☆☆「花様年華〜人生が花になる瞬間」
大学生時代の恋人が中年になって再会するドラマですが、女性の雰囲気は学生時代と中年時代はそう変わらないのに、男性はどちらも素敵ですが俳優さんの雰囲気は変わりました。ストリーに学生運動、デパートの崩壊事故、財閥問題と恋をうまく盛り込み、時代を感じさせてくれます。ドラマは終盤になると「まだ終わらない!」長すぎる感たっぷり。それにしても自分の生活もままならないのに、人助けする主人公って、どうなの?ドラマだからOK?
学生運動の恋と言えば、加藤登紀子さんが学生運動の指導者と獄中結婚をし話題になりました。あれはカッコ良かったです。
☆☆☆「 模範家族」
主人公の大学講師は金さえ盗ってしまえば良いのに、わざわざ手間暇掛けて死体や車を始末する間抜けさ加減に、共感できずに視聴しました。血みどろのバイオレンスたっぷりの割りに、全体として緊張感が伝わってきません。内容も分かりにくく、一体上層部は誰だ?と消化不良です。パク・ヒスンは静かな暴力性を漂わせるこの役がピッタリ、迫力があります。父親役と妻役それに女性刑事役の俳優さん達の演技は残念です。
★☆☆「バイバイ、ママ」
演技力高いイ・キュヒョンを観たいものの、ドラマの内容がお涙ものと敬遠していましたが、思い切って一気に視聴。パパ役のイ・キュヒョンはさすがに上手!共感を感じさせ、セリフで語れない言葉を伝えています。ドラマの内容に魅力ありませんが、可愛い女の子を演じた男子のソ・ウジンや母親役で安定した演技力を魅せてくれるキム・ミギョン、巫女役のユン・サボンが魅力的でした。
☆☆☆「 怪物」
共感を感じさせる演技のヨ・ジングが目当てで視聴しました。サスペンスなのに眠くなり、ヨ・ジングが出演していなかったら、途中下車しました。俳優の顔のどアップの多さ、怒鳴るシーンのうんざりさ、思わせぶりな伏線の複雑さ、熱演過ぎてウザいと感じる俳優たち。視聴しながら「何が原因で面白くないのか?」と考えてしまいました。韓国で賞を受賞した作品ですが、やはり人それぞれの感想です。
★☆☆「 あいつがそいつだ」
どいつもこいつも同じだ」との思いから非婚主義になった女性が主役です。
モテモテ女性を巡る恋のさやあては、題名からは内容がイメージしにくいです。お父さん役のソ・ヒョウチョルとお母さん役のファン・ヨンヒの掛け合いは可笑しくって、笑ってしまいます。イケメンや美女だけでは物語が成り立たないので、上手な俳優さんは貴重な引き締め役です。脚本家がいろんな設定を生み出す苦労を感じられます。
★★★「 私たちのブルース」
2022年上半期最高の作品です。俳優たちの実年令に合わせた脚本の素晴らしさ、演技と感じさせない演出、有名で実力のある演技者たち、ドラマの素晴らしさを魅せてもらえました。幅広い年令の俳優やダウン症の俳優がとても生き生きと演じ魅力的です。忘れられないセリフも満載で、泣いたり笑ったりのオムニバス形式のドラマです。キム・ウビンの声が素敵で、役もカッコイイのでこれから期待したいです。
☆☆☆「 浮気したら死ぬ」
キム・ヨンデお目当てで視聴しました。前半は眠くなるような展開ですが、終盤一気に視聴できました。まどろっこしい場面が多く、人間関係も複雑で盛り過ぎ、もっとコミカルシーンを多く取り入れて全体にリズムが欲しいです。夫が妻にぞっこんにもかかわらず、浮気を繰り返す夫の哀しさのような部分も描ければ、多少共感も出てくるはずです。OST のO.V.E.Rがすごく気に入りました。
★★☆「PACHINKO パチンコ」
衝撃的なくらい演技がうまい女優キム・ミンハに出会いました!自分が選択した人生を守ろうと生きる役にピッタリで、強烈な存在感をみせてくれます。彼女を見るだけでもAppleTV を一時的でも加入して欲しいです。子役も素晴らしく上手で目力がすごい!韓国の俳優のレベルの高さを感じます。ユン・ヨジョンも胸の震えが伝わってくるような演技に、さすがアカデミー賞を得た俳優と納得です。そしてイ・ミンホを見直しました。きれいなだけの俳優から脱皮して、色気を感じさせ情感たっぷりに演じています。日本語はちょっと...ですが。俳優陣の演技力が迫力満載です。
ストーリーの展開としては、視聴者が納得出来る終わりではなくいくつもの?が残ります。主人公の息子の話にハナは必要だろうか?それより主人公の長男や夫の生死などの方が、全体の物語からすると気がかりです。
★☆☆「女神降臨」
ASTRO チャウヌの、この世の者とは思えない美しいお顔が見られるだけで幸せ気分のラブコメです。このドラマの内容はすぐに忘れてしまいますが韓国は高身長イケメン俳優さんが多く眼福の限りです。
★★★「二十五、二十一」
愛ある別れに泣けました!そうか、それだから愛しながらも別れの決断をするのか〜と納得できる物語です。フェンシングのシーンがちょっと多過ぎると感じますが、また新たな世界を見せてくれました。それにしてもキム・テリはすごい!30才過ぎなのに高校生役ができるなんて上手すぎます。ちょっとした足の振り方、身体の動かし方で若者に見えるのですから、観察力がなければ俳優はできない 、素晴らしい演技力です。
★☆☆「気象庁の人々」
今まで登場したことのない気象庁という設定は面白いのですが、内容は可もなく不可もなくそこそこに出来た作品です。コメディー要素やときめきシーンがないので、次が気になってしかたないと感じさせないところが残念です。恋人同士役からラブが発信していない。脇役のクォン・ヘヒョ、イ・ソンウク、ユン・サボンが上手で、物語に立体感を出しています。
パク・ミニョンの働くファッションで気になってしまうのが、袖口ヒラヒラが多いこと。他の作品でも多く見かけるので本人の好みでしょうか。仕事できる人には見えなくなってしまいます。
ソン・ガンはすごいイケメンなのにセクシーさがないので、いつまで爽やか系でいくのか?
主人公のチン・ハギョンは、10年間付き合ってきた同僚の婚約者ハン・ギジョンから婚約破棄を告げられる。庁内の皆が知る婚約者同士の別れに、ハギョンは傷つく。そんな中、本庁に赴任してきた若い予報官のイ・シウとお出会いが、新たな恋の予感が。
★☆☆「39歳」
勉強になりました!こんな時こんな言葉掛けが素敵なんだ〜と、会話内容が相手を思いやる言葉にあふれています。始めの方は面白かったのですが、親友が余命幾ばくもないという設定になると、先が見えてきて 視聴する気持ちが減速しました。優等生な作品で、思ったより泣けませんでした。
主人公の恋人役のヨン・ウジンって、こんなにドラマに出演しているのに演技が.....。周りがうまいだけに目立ちます。
高校生のころ仲良くなった3人の友情と恋愛の物語。主人公のチャ・ミジョは養護施設から養子縁組されて育った皮膚科医、チャンヨンは演技コーチ、ジュヒは化粧品のセールスマネージャーとして働いて、それぞれ恋も育む親友同士。変わらぬ友情を信じる3人に、ジュヒが余命わずかなガンになっていることを知らされる。
★★☆「社内お見合い」
笑えて楽しいラブコメです。web漫画原作だけにぶっ飛んでいて最高の息抜きドラマです。それにしてもアン・ヒョソプ適役なのに演技が残念、好感が持てるイケメンだけに惜しいです。キム・セジョンはコメディーのセンスが良いので、もっと別の作品も視聴したいです。
アン・ヒョソプの手の赤さが気になってしょうがない...照明がヘタなのか、撮影技術がイマイチなのか?
平凡な家庭に育ったシン・ハリは、財閥の親友の身代わりとなり、ぶち壊す目的でお見合いの場に出向く。が、相手はなんと自分の会社のCEOのカン・テムだった。カン・テムは結婚までの付き合う時間が無駄だといきなりプロポーズ!2人はドタバタを繰り返しながら惹かれていく。
★★★「未成年裁判」
今までにない着眼点のドラマに敬服です。よく練られた脚本が素晴らしいので、暗く重く痛い内容でも惹き付けられます。主役のキム・ヘスが演技者のオーラ満載な分、キム・ムヨルが全く普通の人に見え、演技をしているように見えない自然体で演じているのが魅力です。どこにでもいそうな存在感は、ドラマにシリアス感を肉付けしています。27才の女優イ・ヨンが小年役を見事に演じきったことも、韓国の演技者層の厚さを改めて感じます。
☆☆☆「アビス」
「社内お見合い」のイケメン俳優アン・ヒョソプが気になって視聴。ストーリーが雑過ぎ、俳優達の演技レベルが総じて低い、演出も平凡過ぎという作品なので、お忙しい方はスルーした方がいい作品。ただこのような作品を視聴すると、良い作品がどれほどの才能の結晶かが実感できます。アン・ヒョソプは他の作品でも見たはずなのに、全く覚えていない印象の薄さです。演技力にセンスが感じられないので、私が演出家なら彼に演技の個人レッスンを受けさせる、ウエストが細すぎるので、露わにならないような服装に気を配る、ポケットに手を入れる動作が多いので、絶対注意します。パク・ポヨンもセリフがうるさいので、工夫が必要です。
上手な俳優は、その役が語らないセリフを視聴者に感じさせてくれます。
その役がもつ哀しさや愛もセリフ以上に伝えられる俳優って、少ないです。
死んだ人を生き返らせる球体(アビス)が蘇生させてのは、婚約を破棄されビルから飛び降りたミンだった。ミンは頭脳明晰、誠実で温厚、おまけにリッチな男だが不細工だった。それが高身長のイケメンに生まれ変わり、初恋の検事セヨンの元に、婚約者の失踪について相談に出向く。
★★☆「今、私たちの学校は...」
ゾンビ役って、疲れるけどおもしろそう!と思えるドラマです。「Sweet Home~ 俺と世界の絶望」は途中で視聴をやめてしまいましたが、この作品は胸キュン恋があり、最後まで面白い出来上がりです。若い俳優たちは総じてうまく、演出のキレもよく、長さも丁度良く、飽きずにに引っ張ってくれます。ただ時間が過ぎてしまうと忘れてしまいそうな...
★★☆「その年、私たちは」
すごいと感じるのは主人公役のチェ・ウシクとキム・ダミが高校生に見えてしまうことです。微妙な表情の表現がうまい俳優さん達です。大事件があるわけではなくウルウル、ほっこり場面満載です。脚本と演出と音楽、演技力はすごいです。ただ全てのドラマに当てはまるのは「お〜い、早く言ってしまえよ!」です。最も早く本音を口にすればドラマは成立しないのでしょうか?本音バシバシ口にしてから始まるドラマが観たいです。
★★☆「恋慕」
エピソード13までは感動ものですが、中盤失速し終盤はちょっと惜しいで終わりました。ドラマなのでご都合主義満載は分かるのですが、あんなに大けがを負ったのにたちまち回復!王となった主人公が権力者としての活躍場面も欲しかった。大きなウソを信じ込ませるには、細部は大事にした方が良いです。高身長イケメンのキム・ロウンの活躍が楽しみです。
☆☆☆「 静かなる海」
画像が暗すぎて視聴が辛いです。ペ・ドウナはさすが名演技!うまいなあ〜、周りの俳優さんの演技に?が。一応最後まで視聴できたのは彼女の演技力が素晴らしいからです。水が得られない世界でどうして月に宇宙船を飛ばすことができるのか、電子機器は水がないと作れないものなのに〜と思ってしまった時点で惜しいです。珍しく韓国料理が出てこないドラマです。
★★★「賢い医師生活」1.2
心あたたまるハーフルな群像劇は、笑いと涙と素敵な歌声のバンド演奏が素敵です。 心ゆさぶる良質なドラマなので、ご家族で安心して視聴できます。
脚本も俳優陣も音楽も胸打ちます。俳優さんが自然体で演じているせいか、隣に座って話を聞いているような気持ちになります。グレイズ・アナトミーのような刺激的な展開はありませんが、あたたかな視点にほっこりします。続編がとても楽しみですね。歌も素敵です。9話の挿入歌こんな医師に出会いたい!
♣あらすじ
医学部で出会った5人が同じ病院で働く中、研修医や患者などの出会いを通して、自分達の生き方を見つめるヒューマンメディカルドラマです。
♦出演
チョ・ジョンソク
ユ・ヨンソク
チョン・ギョンホ
キム・デミョン
チョン・ミド
★★☆「イカゲーム」